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AASSL日向龍也√感想

 

正直言ってマジでビビっている...。

うたプリ、深すぎない??????

 

 

超舐めてた....。

そもそもマジLOVE1000%のインパクトが強すぎて、トンチキギャグアニメの印象があり、リピもそしてAASSもまぁ確かにトンチキ要素は重要なんだけど....えっ?深くない???こっわ.......。

 

 

 

ということで、日向先生√の感想です。

相変わらず言いたいこと言ってる雰囲気感想なので、悪しからず...!

ファンタジーとは理解しつつも、ちょっとコンプラ!的なツッコミもしていますので、その辺ご了解いただける方でよろしくお願いします!

あと感想の都合上、SS翔√やリピセシル√にも言及します...!

 

 

 

=====

 

 

 

 

うたプリ、深い.......。

マジで想像の5億倍深いじゃん。

聞こえてる~~~?リピ始める前に「乙女ゲームはちょっと...」とか言ってた自分~~~~~????軽率にSwitch買ってよかったね~~~~!!!

 

 

 

 

何が深いって、時系列よ。時間の深みが違うから、うたプリは時間を味方につけられてるんだな、と。

 

 

私は新規やりながら「こんなに時間を味方につけられているコンテンツあるのか...!?」と驚愕していました。

タツア新規なので、スタアワ然り、アンコールでマジLOVE1000%を持ってきて別にアニメとかよく知らない人にさえ「ああ!あの曲!」と言わせて音とともに当時を喚起させつつ、それとはまったく違う「今」を生きていることを感じさせる演出。

(ちなみに今週の話でいうとYOUR BIRTHDAY最高でしたね。この味は時間を味方につけた彼らにしか出せない~~~!!と思いました。)

 

 

どんなコンテンツにとっても「時間の流れ」は大敵。

フレッシュで新しいモノの方が流行するし、初期は宣伝にも気合が入る。

だからこそ、どのコンテンツもアイドルも「時間」との真剣勝負をして、この真剣勝負に負けたら、すなわちコンテンツの死!という状態でやっている。

 

 

だけど、うたプリのなんとも言えない「時間を味方につけている感」すごい。

熟成したワインの方が高価!みたいな、風味が違うよ.....。

それはファンの人たちが大切に愛してきたからこそなんだろうなぁ、とひしひしと感じています。

本当に一緒に生きて時を重ねること、古いことを味方につけて、愛し合って行けるなんて奇跡のようなこと。

 

 

ただ同時にゲームを進めるうちに、これは物語内在的でもあるんだな...!と発見し、今回の日向先生√で「ウワーーーーっ!!!うたプリ!!!深っ!!!」と感激するに至ったのです。

 

 

春輝ですよ、春輝。

 

というか、うたプリワールドの中の幾重にも重なり絡まり合った時間と関係性たちですよ。

 

 

最深部には早乙女光男がいて、琴美もいる。(そして実は光男√の春歌ちゃんとAクラス)

 

次に早乙女学園1期生の日向先生、林檎先生、そして春輝。

で、寿さんは早乙女学園で、あとカルナイの3人にあたる人たちの人生。(ここはまだ知らない)

そして、初期7人(アニメでいうところのST☆RISH)がいる、と何層にも折り重なっている。

 

 

 

そっか.....これか、こういうしっかりした時間の基盤みたいなものがあるから、そのあとに積み重ねる時間もまた愛おしく、苦しくも輝かしい予測不能の歴史になるのか...!!と。

 

しかも、それぞれの物語のなかでかけがえのない「今」「青春の時間」であったり、今回の龍也先生√のように「過ぎた青春」を胸に抱えながら生きる「大人」の時間であったり....。あるいはリピセシル√のように時間がゆがめられてしまいそうになったり。

それぞれがそれぞれに「時間」と向き合って、「今」と格闘している。

大人と子供、青春と過ぎた青春、過去・現在・未来。

朝日が昇り、昼間は焼け付くように照り、夕日は温かく、夜は月が光り、星が輝く。

時間の流れが全く違う表情を見せることと一日の太陽や星の輝きが重なり合うように光っていて愛おしい。

 

ずいぶんとポエミーになってしまったけど、龍也先生√の過ぎた青春の時間と、それを直視できるようになるまでの大人の格闘を見ててすごいそういう時間の流れのことを考えてしまって....。

 

「人ってのはどうやったって大人になっちまうもんなんだ。」(メモリアル)

 

 

 

 

 

で、春輝の話しますね。

林檎先生√のときにもハルハルの存在は出てきた訳だけど、日向龍也√はレベル違いの存在感で登場する。

 

春歌ちゃんが龍也先生のお部屋で何気なく手に取った「haruki01」を再生した瞬間の衝撃たるや......!!!!!!!!

 

えっ??熱情SERENADEのイントロじゃん!!!!?????

 

曲を先に聞き、そしてうたプリの世界ではあらゆる曲は七海春歌から生み出されているというのを前提にしていた人間への不意打ちがすごい...。

というか、うたプリのゲームって立ち絵と背景と音声とBGMだけで構成されている訳で、正直いまどき色んなエンタメがある中ではすごくシンプルな作りで場合によってはエンタメ体験に欠けることもあるはず...と、この意味でも舐めてたんですよ。アワーーーーーッ...乙女ゲームってこんな感じか~飽きちゃわないかな...的な。

 

そんなことない!!

 

「haruki01」を手に取ってかけた瞬間に耳に流れ込んだあの衝撃。この体験。

他にもうたプリはエンディングで曲がかかった瞬間の感動がえぐい訳で、これだけシンプルな仕掛けで人ってこんなに心を揺り動かされることができるんですね....!!

 

 

「haruki01」がかかった瞬間のプレイヤーとしての衝撃と、ストーリー内での春歌ちゃんの衝撃が重なって...ああ、これを聞いてしまったら忘れられないのも納得だな、と思わせる作り!!すごい!!!すごいゲーム体験だ......!!!

 

あと、後出しジャンケンみたいな言い方だけど、初めて熱情SERENADE聞いたとき、「2007年とかのアイドルが歌ってそ~」みたいな気持ちになったんですよ笑 あながち外れてなくて笑っちゃった!実際は2009年くらいの計算になるのか...?

 

で、春輝さんと龍也さんですよ。

 

 

でっっっっっけぇ感情!!!!!!!

 

 

 

なんだこの龍也さんと春輝さんの間のバカでかい感情。

 

個人的に「アッ...日向龍也√好きだわ...」ってなったのが、2章の泥酔して帰って来て、春歌ちゃんを春輝と勘違いする所。

ばっしゃばっしゃ泣いてしまった......。あのしっかり者で強い日向先生が、弱くて、みっともなくて、くるしくて、どうしようもなく生々しい大人で。

 

多分、春輝を失った生傷に定期的に自分で塩を塗り込んで、痛む心そのものを春輝の存在証明にして忘れたくないとすがってるみたいに見えて...。

「お前は俺に歌を遺してくれたのに、俺はお前の死の記憶とともに歌を封じた。あの頃の俺は、弱くてそうすることしかできなかった。」(友情エンド)

 

エンドではっきりと「弱い」と振り返るその姿。

 

お酒を飲んでも飲んでも忘れられなくて、もう取返しが付かないことはわかっているのに、どうすることもできなくて、くるしい。くるしい、飲む、眠れない、もっとくるしい、どうしようもない。

 

この生々しさにアアァ.......アアァ.......となってしまった。

 

それに、林檎ちゃんもわかってるから、踏み込まない。

「頑張って忘れようとしているから、蒸し返したくないの。」

龍也さんを見守ってる。

それが大人だと思う。人はそれぞれどうしようもないことを抱えていて、過ぎた時は戻ってこなくて、苦しさに立ち向かう勇気を必ずしも持ち合わせていなくて。

大事なのは、一緒にアルコールを流し込んでくれる人がいること、何も言わなくてもバカ言ってくれる人がいること。そういう友情が林檎ちゃんとの間にはある。

だからこそ、状況を打破できない。

 

 

そこに、「若さ」がやってくる。

Sクラスと七海春歌が!!!!!!!!Youth!!!!!!

 

リピのレン√春歌ちゃんとか顕著にそうだと思うんですけど、春歌ちゃんの素晴らしい歌声や才能があったら絶対に埋もれさせてはいけない!!!!絶対に世間に出す!!!っていうエゴに近い「作曲家」力(ぢから)がここで遺憾なく発揮......!!!

(そして回想からして春輝も似たような作曲家力(ぢから)がある人だった。)

 

 

すごいですよ。別に才能があったってその人がそれを好きじゃない場合もあるだろうし、自分の楽しみにしておくだけで世間に公表しないって方法もあるのに、七海春歌さんは素晴らしい歌声と才能、あるいは(春輝さんの)音楽があればそれは公表されるべきで、「アイドル」としてより多くの人に共有されるべき!って考えている。

あんなに控えめな女の子なのに、そこの確信が揺らいでいない。

「先生に私の歌手になって欲しい」

とまで言い切る。(3章)

まだ事務所所属にもなっていないのに、「作曲家」としての自我がばっちりあるし、その自我をごりごり押して、先生に歌って欲しい!!!と告げる。

 

 

今回はSクラスも乗っかって

トキヤ「なおのこと、私はこの曲を形にするべきだと思います。」

レン「この曲がリューヤさんの傷なのだとしたら、オレたちでその悲しい記憶を幸福に塗り替えよう。でなきゃこの曲がかわいそうだ。」

翔くんも、そうしたら先生も吹っ切れるかも、という。

 

 

これが、教育というか、「人を育てる」ことなのか...と言うと大げさかもしれないけど、龍也先生が若者たちを育ててアイドルにしたからこそ、こうやって若者に背中を押してもらえる。その構図が素敵で。

 

「......春輝。俺、またここに来たぜ。二度と来ないと思ってた思い出の場所にさ。」

「お前らがそれを歌いたいってんなら、俺に止める権利はねーよ」

「あいつの曲、思いっきり歌ってやってくれ!俺にできなかったことをお前らで、ステージにあいつを連れてってやって欲しい。」

 

春輝さんへのバカでかい感情と、そのデカさゆえに立ち止まっていた大人たちの背中を、haruki01に触発された若者たちが蹴る。

止まった時間が動きだして、日向龍也は思い出の場所に訪れることができる。

 

それで、かたくなに閉ざされた心がふわりと開かれる。

「ああ、わかってる。俺はお前の教師で、上司で......そんでもって、いつかお前の歌を歌う......歌手だ。」

 

作曲家の熱意があって、それに押されて心がほぐれて、「心」のある歌を歌う方へと歩いて行くことができる。今はまだできないけど、いつかできると誓えるくらいには考え方が変わる。

 

音楽がその関係性と変化には欠かすことができなくて、さすがうたプリ!!そうこれがうたプリ!!!

(なお、4章は早乙女学園内のトラップやらシャイニング早乙女との激闘やらトンチキ風味もいいスパイスになってて二重に『うたプリだなぁ~』って美味しかった!!!)

(「社長!取引先からお電話です!」の春歌ちゃん聡明すぎて大好き)

 

 

 

特に友情エンドやメモリアルで明かされるように、春輝の曲が日向先生にとって青春を生き抜く命綱だった。

「あの頃は夢も希望もなーんもありゃしなかった。けど、お前と出会って俺は変わった。」

 

総長をやってたけど別にそれが生きがいだった訳でもない。シャイニング早乙女に出会って、殴ることで発散もできず、だけど暴力の雰囲気から周囲とも馴染めず、どう生きていいかわからない。

そういう苦しさと孤独を抱えた10代の時に春輝は現れて、日向龍也に歌って、と言った。歌が日々を楽しくして、歌が絆を繋いで、歌が孤独を埋めて、歌が文字通り日向龍也を「生かして」くれた。

(個人的にリピSクラスの「白いシーツの中の孤独」やらHAYATOやっててしんどい人にとっての作曲家春歌ちゃんはそういう命綱的な存在だったと思うから、龍也さんも早乙女学園に生かされたんだと知ることができてすごいよかった...)

 

10代って、青春って生存に関わるようなしんどさを抱えるものだからね。

 

そして夢に向かって駆けあがって、武道館でライブして。

なのに、その歌の先で、自分を生かしてくれた歌を存分に披露するライブでの忘れ物、自分せいで、自分を「生かした」その人を「殺して」しまう。

 

だから「歌えない」。

「うたの」プリンスの世界で「歌えない」人。歌が大事で、歌が青春時代を生き抜く命綱になる世界だからこそ、それを失ってしまったら「歌えない」。

「歌」がどこまでも大切な「うたプリ」だからこそこれは苦しくて苦しくて。

 

そして、その「死んだように生きる」(月宮先生が「見ていられない」と言うような日々)に変化を与えるのもまた音楽。そして、作曲家である「七海春歌」。

 

これはアニメ世界線のセリフだけど「闇に光を灯し 荒れ野に花を咲かせ 心を大空に旅立たせる 音楽は世界を変える」ってまさにこういうことだ...!!と改めて思い知らされた。

閉ざされた心に光を灯し、ふさぎこんだ生活に潤いをもたらし、心を軽やかにして、見える世界を変えていく。

 

そういう音楽の在り方を、春輝と春歌、二人の「春」が教えてくれる。

(そして春輝が事故で死んで龍也先生の心が死んでしまうのは「冬」。)

 

 

ああ、本当に素敵だな。

こんな風に「音楽」を、「歌」を信じているうたプリの世界が私は本当に好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、春輝にでっっっっっけぇ感情抱いてるのはいいんですよ。

人間、20代後半にもなればでっっっっっけぇ感情抱いている同性がいて、その人との関係が様々な理由で破綻していたりするもんだと思うので。

 

 

 

そのでっかい感情が七海春歌への感情と重なっちゃってるじゃん.....

春輝が亡くなったシチュエーションと重なってしまう、春輝みたいな音楽、優しさ。

「女では初めて」のフレーズ。

 

 

ごめんけど、大人として結構、いやだいぶやばくない????

 

そしてこの「やばさ」が日向龍也√の私的な魅力なので、ほんっっっとうに罪な男ですよ、、、、龍也先生........。

 

 

だって、相方を失った悲しみのケアを10歳以上年下の女の子に背負わせてしまっているし、相方への感情のデカさと恋愛感情がぐっちゃぐっちゃになっている感じがする。(しかも自覚してるよね)

その上、自分は春歌ちゃんにとっては「先生」で「上司」で憧れの「アイドル」の一人でもあって、しかも10代の子にとって20代後半ってめっちゃ大人に見えるもんだからそういうアドバンテージもフル活用な訳で...、言葉を選ばずに言うと、ずるい!

あと、月宮林檎√では「日向コンプライアンス龍也」みたいな感じだったのに、自分の√だと仕方ないとは言え春歌ちゃんと二人っきりの仕事場なの、シャイニング事務所はマジでちゃんとコンプラ研修やった方がいいよ!!!爆笑 林檎先生のときも思ったけど!!笑

 

 

そんなこんなで大人として10代の女の子相手にそれはちょっと.......感が溢れているのだけど、そうせざるを得ないほど龍也先生の心は閉ざされていたし、仕事以外で笑えないほど限界で。あんなに強くてしっかりしていた日向龍也がそんな状態だったなんて............。

しかも、そういう大人の「どうしようもなさ」みたいなのがめっっっちゃ似合う....。何度も言うけど、泥酔して帰ってくる箇所、好きすぎる。マジで好きすぎる。前後不覚で帰宅して春輝の幻覚見てるの切なすぎるよ........。

あとセクシーだよ......。

 

春輝のことがあったから龍也さんは春歌ちゃんに対してとても過保護だし、武闘派だから「俺が守る」と思ってるし、実際そういう場面もあるけど、なんだかんだでharuki01の音源にこだわって曲を作った春歌ちゃんのガッツとか、”怪談のときみたいにわざと怖がらせてるんだな”と気づく聡明さとか、もともとの明るく温かな所に救われている所が大前提にある。(龍也先生√の春歌ちゃんは作曲に加えて仕事もしててスーパー優秀だし...。)結局は春歌ちゃんに「救ってもらった」文字通り大きな身体の「大人」がここにいる訳で、そういうギルティさがなんだかんだで龍春の素敵なところに繋がっている......。そこがすごいなって。

 

 

乙女ゲームの√じゃなかったら、シンプルにハラスメント事案一直線なので、このどうしようもなさと、日向先生本人のセクシーでかっこいい魅力と、春歌ちゃんのかわいらしさ(根っこの部分では日向龍也が情けなく弱い大人で、春歌ちゃんがそれを救った天使である)が絶妙なバランスで成り立ってるな.......美味しい...........。

 

 

ちなみに私が初見で「ずるくない???」と叫んだのは大恋愛エンド。

「気持ちくらいは通じあったっていいだろ?

お前が一人前になったらちゃんと付き合ってやる。

だから、それまでは今のままで...」

 

日向先生だからそんなことないって言えるけど、フツーの10代に手を出す男だった場合はヤバイ台詞ですよ...都合のいい若い女一直線すぎる....。いや、わかるよ、この文脈では日向先生は春歌ちゃんの将来を思って、そうだってSクラスの担任ですからね......夢と恋を両立させるべくこういう言い回しをしている訳で....。でもさ......!!!!

 

春歌ちゃん「......嫌です.....」

 

私「よく言ったーーーーーー!!!!!!」

もうここまで行ったらちゃんと付き合ってもらおーーー!!!

 

「お前...俺の恋人になるってことがどんなことが本当にわかってんのか?ガキの遊びじゃねーんだぞ。」

 

か~ら~の~

すっっっっっごいキス!!!!!

 

ねぇ~~~~20代後半~~~~~~~~~~~~(じたばた)

あ~~~~~~~~っ~~~~~~~~~~~もうさ~~~~~~~(頭を抱えて)

 

いや~~このキスよりすごい音楽を作るのは大変っすね!って感じです!!

(ちなみに恋愛エンドでもめ~~~~っちゃすごいキスで笑ってしまった。すごいキスすぎる。先生スゴイ.......)

 

本当、ずるさとエロさと、なんだかんだで優しさと弱さと。

最後の最後は「お前が好きだからこそお前の夢を守りたい」とSクラスらしいところに落としどころを見出していて流石です!となったけど、途中めっちゃズルい男の片りんと、10代に手を出してるガチ感が出て若干不安になったりドキドキした、笑

 

ちょっと歪なところが私的龍春の魅力だな....本当に。

 

 

 

 

 

 

ここからは龍也先生そのものというよりは、龍也先生を知ったことでSクラスの面々の見え方がまたちょっと変わったっていう話。

 

リピの時から何気ないSクラスの「クラス」としてのまとまりというか、助け合いが素敵だな~と思っていて、特にSS翔√ではみんなで「卒業パーティー」をやったり、なんだかんだで困った時に助け合うし「青春」感があるな~と。

 

今回、龍也先生のメモリアル等々を見て、担任の龍也先生が「青春の時間」をとても大切にしていて、だからこそ、そういう空気がSクラスにはあるのか~~!!と。

春輝と林檎と過ごした時間が、暴力とは違う生き方を日向龍也に教えてくれた大切な時間ってことな訳で。

どれだけ早乙女学園が特殊な学校でも、きっとそういう時間を過ごして欲しいと思っているところもあるはずで、それを強制感を出さずにうまくやってたんだろうな...と。いい先生だ~~~~!!!

 

 

 

そんな風に龍也先生のことを知ると他の√の見え方が変わるのもあって、特に翔√!!!!!!!!!

 

翔くんが憧れているアイドル日向龍也だからこそ、翔√だけ日向先生の存在感がとんでもないじゃないですか?ソングステーションもあるし、そもそもの翔くんと日向先生の出会いもある。個人的にはリピセシル√で翔くんと薫くんが出てくるところの日向先生の大奮闘が大好きなんです。(神社スキルもフル活用だし。)

ここまで一生徒である来栖のために身体張れるのはなんでなんだろう...と思ったときに、日向先生も日向先生なりに命の重さ、突然命が失われるということを体験していて、そういう切実さが妙に来栖を見る目に影響しているのかな...とか。

もちろん、他のみんなも親との死別等を経験してるのだけど、それは先生に話したり知る機会があるタイプのものじゃなくて、リピセシル√みたいになったときのあの頑張りが引き出される背景には絶対春輝がいたよな......と思いました。

(なお、今回の龍也√で突然林檎ちゃんがライバルになる所は、リピセシル√で春歌ちゃんの唇を奪った林檎先生を思い出してニヤニヤした!林檎先生はああ見えて、くるっと裏切ったりする役回りをさせると上手だし、そうさせたくなるようなつかめなさがあるな~と実感)

 

日向先生√のメモリアルからもかつての来栖翔との出会いが描かれていて、日向先生にとっては何気ない日常の一幕のはずなのに、忘れられないということはそれだけインパクトがあったってことだよなぁ....とか。

 

 

あと、春歌ちゃんが2章で日向先生に「わたしが同じ立場だったらきっと先生には歌い続けて欲しい」「自分が曲を作れなくなったことで大切な人が歌えなくなるのは悲しい」と話す所で、SS翔√~~~~!!ってなりました。

SS翔√では、翔くんから俺にもしものことがあっても曲を作り続けて欲しいと日向先生に預けた手紙を通じて翔くんから懇願されていた春歌ちゃんが、日向先生√ではパートナーを亡くした日向先生に「歌い続けてほしい」と言う。わ~~~因果~~~!!

何よりSS翔√でも日向先生は春輝を失っている訳で(リピ翔√で日向先生はワンフレーズだけ歌う)、どんな気持ちで翔くんから手紙を受け取ってどんな気持ちで送り出して待ってたんだ..........。

 

こんな風に日向先生サイドから翔√のことを考えられるような部分もあって、これだからうたプリワールドは.........!!!!好きだよ!!!

 

 

 

 

 

ということで、日向先生√もエンジョイしました!わっしょい!

そしてこれで、とりあえずAASSLのメインのルートはクリアした!やったー!!

 

 

侮るなかれ、乙女ゲームうたの☆プリンスさまっ♪」。

ゲーム2作目でもそれぞれのいろんな面を知ることができて、それに一緒に見た景色は忘れられなくて(特に音也√の海と那月√大恋愛エンドの海は忘れられないかな。)、ああ...こうやってうたプリファンの中には彼らと見てきた景色が蓄積されていっているんだと感じることができたのも本当によかった....(噛みしめ)

 

 

とりあえずAmazing Aria & Sweet Serenadeお疲れ様でした!