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ASカミュ√感想(前編)

 

カミュ春、良すぎ.........

 

 

 

良すぎ良すぎ良すぎ。

(ここまで約20文字の中で4回”良”と言う人)

 

うたの☆プリンスさまっ♪All Starカミュ√の感想です。

やっとAll Starです。わ~~~い!!!

 

ということで以下、ASカミュ√の感想です。

例によってネタバレあり、言いたいことを言うのでツッコミありです。

今回は、前編と後編に分けました!

後編は、いささか...政治的かつ私個人の「アイドル史」「アイドル」への見解を含みますので、お気をつけください、の意味を込めて別の記事にしてあるので、大丈夫そうな人は、前半の記事の終わりからどうぞ!

 

ざっくりした目次は以下。

 

【前編】

・あまりに繊細かつ微温的に進む恋模様

・「名前」をつける、というラブロマンスが美しすぎる

・泣いて笑ってときめいての「うたプリ」の醍醐味山盛り恋愛エンド

【後編】

・チョコレートと平和と自由、そして「アイドル」

 

 

 

======

 

 

 

・あまりに繊細かつ微温的に進む恋模様

 

あまりに微温的な、あまりに繊細な、心の触れ合う様...。

 

カミュ春、本当に最高だ...本当に好きだ.....と思ったのが、まず前半3か月。ほんと~~~~~~~~~~~~~にゆっくりと、お互いに気が付かないほど僅かに、氷の表面が少しだけ潤みだすように、心が触れ合う。

 

この僅かな温度がとても繊細で、その僅かな熱を私はしばらく大事に持っていたくて、なかなかブログを書きだせずにいたくらい、なんていうか.....言葉にしたら消えてしまうような揺らぎと温かさがある。この仄かな温かさと心の触れ合いを目の当たりにしたときの胸の苦しさと感動とはいかほどか.......。もう本当に言葉にできないので.......もし万が一、ASカミュ√やらずにこのブログを見ている人がいれば、一秒でも早くやってください....よろしくお願いします......。

 

まずは、深夜のチェロ。

 

言葉を交わさず、音を重ねる。

静かな夜。

 

同じ部屋にすらいない。ただ、音を重ねるだけ。

でも、確かに「何か」に触れる瞬間。

 

「透きとおるように 溶けるように ふたつの音がひとつになっていく。」

 

「その奥に、先輩の心まで感じる気がして 伸ばした手が一瞬ふれるような不思議な感覚に鍵盤を叩く指先が震えた。」

 

 

音が重なり心が重なるというのは「うたのプリンスさま」シリーズ定番の描写ではあるけれど、もっと胸が高鳴って気持ちが溢れて、声も重なるけれどきっと目線も合っているんだろうなぁ...という場面が多かった気がする。

それが、ここに来て、決して十分な言葉を交わしお互いのことをわかった(あるいはわかったと思い込んでいる)訳でもなく、決して晴れやかな日ではなくむしろ静かな夜に、決して目線を合わせるわけでもなく、同じ部屋にすらいないまま、音を重ねる。

 

この、繊細な、心の触れる様。

 

 

ううう.......美しい........。

これ、翌日も特に何も言わないというのもまたいい...。苦しいけど、とてもいい......。お互いマジで何も言ってないのに、春歌ちゃんは春歌ちゃんで忘れられない夜になっているし、メモリアルでカミュ様もすごく心が揺れている...なのに、何も言わない!!!!何も言わないまま、偽りの生活を続けていく.......。っていうか、この段階ではお互いに触れ合う心の中身がなんたるかをよくわかっていない。共に嘘をつくための連帯感なのか、恋心なのか、仲間としての安らぎなのか、そのどれでもないのか。

(なお、黒崎さんのお世話をしただけでドギマギというか嫉妬的な感情を抱くカミュさん、まさかのすぎて......。すごいもう春歌ちゃんに心が動きまくりじゃないですかそんなの。カミュさんが独占欲というか嫉妬すると思っていなかったので、あの場面でンンンキャアアアアアアアアアア!!!!!!と萌え転がっておりました。)

 

 

だって、そもそも始まりが「下僕になれ」だよ?

めちゃツボだったのが、リピ翔√では「家来になれ」に割とスムーズに応じていた(気がする)春歌ちゃんが「下僕」にはシンプルに嫌がっていたところ笑  

嫌だけど選択肢がないから承諾する、という。いや~~シンプルにハラスメントなんですけども(急に2020年代目線)

 

解雇がかかっている状態の17歳に、交換条件として下僕にすな。労働問題だろ。(急に正気に戻らないでください。)

 

 

 

そんなハチャメチャなスタートで、しかもフツーに「お前がその唇で望んだのだ」とか言ってくるヤバイ先輩と”You will kiss on him"とか言われても「いや、絶対キスしねーわ!!!!」と思っていたのに..........(遠くを見つめて今は昔)

 


序盤でチェロを夜聞いてしまったらさぁ...........もう........ダメなのよ.......この心の触れ合いの嘘でしょ?最高すぎる......。前言撤回する撤回するなんだこの特大でありながら緩やかに進む美麗なラブストーリーは!!!!!!!
下僕とかいってたのに!!??既にここで心を掴まれたが!??

 

で、このチェロの演奏に春歌ちゃんのピアノが合わさり、しかし言葉は交わさない、というくだり、終盤の超重要シーンで再来するのがアツすぎる......。ここでもまた、本当に言葉少なで、夜のホテル、きっと照明すら多少落ちているような場所で、二人で演奏する。全てを告げる訳でも、未来が約束されるわけでもない場面で、言葉ではなく、音楽で僅かな思いを寄せ合う.....。

 

「音が合わさった瞬間に感じた心が触れるようなあの感覚。それだけはきっと、わたしだけのもの。」

......女王だけがカミュさんの心の中にあると思っている春歌ちゃんが苦しい。

 

「でも、わたしは何も訊かなかった。こうして音を合わせていられればそれでよかった。」

「言葉なんていらないのかもしれない。同調する旋律に酔うように、鍵盤に指を滑らせて......。」

「チェロの切ない音色の向こうに、先輩の心が見えるような気がして、伸ばした手が、やっとそこに触れられる気がする。」

 

 

 

音楽に興味がない、同じ曲を二度聞かないカミュさんが「もう一度」とリクエストすることの意味の大きさに、涙無くしては通過できない。

 

良い.........苦しいけど.......すき...........。

 

シルクパレスとの通信もそう。春歌ちゃんが演奏することに、自分でも気づかないほどゆっくりと、しかし抗えないほど強く惹かれていく描写が本当に素敵だ...。

うたプリの人たち、基本的に音楽が好きで、音楽に夢や希望を持っている印象があったこれまでの3作ですが、カミュさんが、春歌ちゃんに出会った段階では、音楽に特になんも思ってないし、夢も特に抱いていない、という所から、これだけ「彼女の音楽」に惹かれていく、という振れ幅が美しく、たまらない...。

 

 

 

話を序盤に戻せば、スケートもそうだし、春歌ちゃんがやけどしそうになって咄嗟に魔法を使ってしまうところも........。(あんなパーフェクトに擬態してそうなカミュさんが咄嗟に魔法を使ってしまうなんてそんな!そんなもう大好きじゃん!!春歌ちゃんのこと!!!!)

 

 

日常の中、偽りの同居、それでもふとした瞬間に心が触れ合う温かさが僅かに溶かす。

 

 

チョコフォンジュするのも、いいですね。

嘘の「恋人の振り」のときに約束したチョコフォンジュを、重要で大切な場面に二人で”楽しむ”。

確実に思い合っていて、それでも二人の間にあるのは、まだ形をもたない感情であり、形を持ってはいけない感情......という少しずつ進む恋模様。

 

 

本当に挙げればキリがないくらい、日常の中で、ほんの少しだけ心が触れる瞬間、僅かな熱がちょっとずつ描写されて進む前半、たまらなくいいです....。

 

良すぎ~~~~~~~(天を仰いで)

 

 

所々で「カミュ先輩はいじわるそうに笑った」という春歌ちゃんのモノローグで立ち絵がいじわるそうになるんですが、それが本当に意地悪をしているわけじゃない、と徐々に春歌ちゃんに伝わってむしろ愛おしい表情になっているのがまた...。

 

友情エンドだと、やけどして焦って藍さんにカミュさんが連絡していたことを黒崎さんが知って「はーん」ってなるの良すぎる....。待って?もう本当に良すぎる。カミュ√に対して私の語彙力が足りなさすぎる。どうしましょう?
友情エンドだと、12月に客席で見ろ、とカミュさんが春歌ちゃんに言うところで、黒崎さんが”わかってやれよ”的な感じなの、め~~~っちゃいいですよね。

いや~~~~~~~高校生でもない年代の人たちによる「あの二人、いい感じなんすね」を摂取できるAS、栄養価が高すぎる!!!

 

もう「良い」しか言えん。

 

 

 

 

 

・「名前」をつける、というラブロマンスが美しすぎる

 

 

な、名前つけるの~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!

 

「萌え」とかいう下賤な言葉で表現していいのかわからないんだけど、私は「萌え」以外の表現手法を知らない......。致死量の萌えすぎる。

 

 

 

もうカミュ√はどこもかしこも名場面なので、正直キリがないのですが、どれか一つの場面を選べ、と言われたら私が選ぶのはやはり名前を付ける場面です。

 

 

 

「お前の元に帰ってくる俺の名前だ。思いを持って名をつければ、俺は『そういう存在』になる」

「その名で呼ぶ限り、俺は必ずお前との約束を守るだろう。どうだ、名づけるか?」

 

「よし。今からこれが俺の名だ。陛下に従う剣であり、お前との約束を守る者。一気に長くなったが、これはこれでよいな」

 

 

 

(号泣)

 

 

この場面、二つの側面で良くて......。

 

まず、刺さったのが、「そういう存在になる」って、恋愛において最大級のLOVEじゃないですか!!!!!!!!!私はそう思ってるんですよ。

 

あなた色に染まります、とか、わたしはあなたの形をしています、とか、そういうこの身を全部投げ打つような表現にこそ超ド級のLOVEを感じる人間である私にとって、こんな、こんな最大級のLOVEを、LOVEと言うことが許されない状況で、もし約束通り帰ってくることができたとしてもまた帰国して同じ人生を歩むことができない状況で、言いますか???????????

 

でも、言うんですよ、カミュさんは。この状況で。

(もう誰に向かって話してるのかわからないけど、語り掛け口調を辞められない)

 

しかも、春歌ちゃんは本当に目の前のことでいっぱいいっぱいで、カミュさんに「行かないで」と言うことは許されないけれど、でも離れがたい気持ちがあって、その想いを込めて「名前」をつける。

カミュさんは、その想いを痛いほど受け取っていると同時に、彼はシルクパレスの人だから、そうやって「名前」をつけることが、「婚約」に等しい愛情表現の側面がある文化で育っている。だから、「そういう存在」になる、春歌に愛される存在になる、ことを肌感覚で理解している。

 

「ではなぜ、名前などつけさせた......?」(メモリアル)

 

決して、「愛」とはまだその段階で呼ぶことは許されない「愛」のやり取りを、こんなに濃厚に示すやりとり。

 

同時に、「そういう存在」になってしまったら、きっともう「元の存在」に戻ることができないことは、きっとカミュさんだってーー感情をどんなに押し込めたとしてもーー肌感覚で分かっていたはず。

だって、「婚約」に等しいし、何よりその「名づけ」が持つ文化の違いが引き起こした悲恋である光男と女王陛下を、少なくとも目撃してきたはずなのだから。

(陛下のことを、本当の意味で理解するー感情が溢れるーのがメモリアル「シルクパレスとの通信」の場面だったとしても、日本に住む異性と「名前」のやりとりをすることの事例を頭のいいカミュさんがあの時、本当なら参照しないはずがないんですよ。参照しないとすれば、それは拒んでいる。その恋情は、「俺を壊す刃」だから。)

 

 

そして、春歌ちゃんとの「未来」が見えていない段階で、もちろん短期的には戻ってくるかもしれないけれど(それすら怪しい)、「そういう存在」になることは......二人が離れたまま、カミュさんは一人で「その名前」を抱きしめ続ける可能性もあったのかもしれない。

 

「もう遅い。道は分かたれた。俺たちは別々に生きていく。

 

俺の未来に彼女はおらず、彼女の未来に俺はいない。」

 

それでも、「名前」を交わす。

それって、春歌ちゃんが、あの時点では半年弱仕事で関わった「だけ」にもかかわらず、その後の人生に影響を与えずにはいられない形で刻まれてしまう瞬間でもある。

 

重たくて、大切で、だからこそ切ない。

 

 

もう本当に、泣きすぎて体の水分がなくなるかと思った.......。

 

 

 

 

 

そして、私がこの「名前」のくだりを選びたい理由の二つ目が、カミュさんの在り方をすごく典型的に示している場面だと思うので、納得感が凄かった!

 

 

と、いうのも、正直言ってカミュさん属性過多じゃん......?(新規の感想)

私、ずっと「なんだこのふざけた”設定”は.......」と思ったんですよ。伯爵なのに「執事アイドル」で、後輩に「バロン」って呼ばれている「カミュ」って、どんな深夜に会議したんだ...全員泥酔しながら会議しただろ.......みたいなことを正直言ってアニメだけ見た段階ではちょっと思っていて。(第一印象です。ごめんなさい)

(2000%のカミュさんもインパクトがすごい登場をしたし)

 

なんか、伯爵の横柄な態度も、いわゆる属性で言うところの「ドS」とかそういうラベル程度にしか思っていなかったので、言葉を選ばずに言えば、なんかこう「2010年代感じる!!あの頃、ドSとか壁ドンとか流行ったよね!」っていう。

逆の執事も、「絶対服従」とか強い言葉も、なんというか.........「萌え」属性とか、そういうものの一つとしか捉えられていなかった。

 

だからこそ、「カミュさん」自身が見えてこなくて、属性のラベルばっかりで、結局この人はどういう人なんだろう?(というかDebutセシル√以来、どういう事情の方なんだろう?)が気になってゲームを始めた訳ですが、いや~~~~~~~~~~~~~~~マジでゲームやってよかった....。アニメだけじゃ見えないことが多すぎる。

 

 

 

 

 

名前をつけるくだりに話を戻すと、まさに「あなたのものになる」「そういう存在になる」という「愛」が、カミュさんの最大級の愛情表現であり、それが恋愛エンドのメモリアル「俺はお前に絶対服従」という....。

(タイトルだけみると、なんというか...✟ ✟とかで囲まれてそうだけど、マジマジの名メモリアル。)

 

恋愛エンドで

「ん.........。そうだ......お前に名を呼ばれて......、俺は俺になる......。」

 

春歌ちゃんが「名前」をつけたことでカミュさんは「お前との約束を守る者」になったわけですが、その後、春歌ちゃんと春歌ちゃんの音楽によって「感情」が溢れ、「自由」に触れる。

 

「歌謡祭で歌っている間 俺は......楽しいと思った。

 ありえん話だ。陛下のためにのみ生きると誓い、俺個人の喜びなど、この世に存在せんと思ってきたというのに」

 

恋をすることを、”それまでの自分とは別人になる”とか、それまでの自分がどうであったのか忘れてしまうかのような表象をされることがあるけれど、恋愛エンドのカミュさんは、春歌ちゃんに出会って、恋をして、「感情」が生まれて、まるでその人のためにしつらえたかのような「自分」になる。

 

もちろんカミュさんの場合は「絶対零度」だから、あらゆる物質が動きを止めてしまう温度であったところから、春が来て、溶ける。そうすることで、初めて「自分」というものが動き出す。

 

そうやって春歌ちゃんが居て、初めて動き出す「自分」があり「心」があり「感情」があって、「歌」がある。

だからこそ、そんな恋によって動き出した「自分」だからこそ、「お前に呼ばれて俺は俺になる」し、「俺はお前に絶対服従」という恋で始まる愛の論理.......!!!!!

 

 

あ~~~~~なるほど~~~~~そこか~~~~~!!!!その「愛」への「絶対服従」にこそ「カミュさんという存在」がある、のか!!!と。

だから、この人は、「執事アイドル」であったり、キーワードに「絶対服従」とかそういうワードが入っているのか...と。

さらに春歌ちゃんへの「絶対服従」には、シルクパレスを救ってくれたという恩も含まれている。「名前」が「女王に仕える剣」であり「お前との約束を守る者」と並列されるように、シルクパレス人としての、「女王の剣」としての春歌への恩と忠誠があり、さらに春歌に名前を付けてもらった存在としての――春歌に感情と自由を教えてもらった者としての、「服従」がある。

 

「春歌。もう一度礼を言おう。お前は、俺をもまた救ってくれた」

 

 

「女王への忠誠」と「春歌の約束を守る、お前と共にある」という「名」を持つ、そういう「愛」の形の人。カミュさん。

 

 

 

 

今まで、属性でしかなかったものが、春歌ちゃんとの恋物語を通じて、ようやく立体的に見えてきて、この人の何もかも「名前」も「心」も「身体」も捧げてしまうような愛の在り方を知ったらもっと好きになってしまう......。

そして、そんなに情熱的なのに、いつだって恋が進むのは静かな夜や、目すら合わせないような言葉の少ない合奏で。

 

 

自分が元々、誰にも染められていない心と人生の白い部分を全部相手に差し出してその人のものにしてもらうような愛が大好き大好物Yes!This is LOVE!!!というスタイルなので、この「名前」からの、「絶対服従」という流れ、マジで本当にたまらなく刺さった。だから「命令」なのね、と。

 

「離れることなどありえんが、不安ならば、どこへも行くなと命じろ。それ以外でも、どんな命にも従おう。お前にはその価値がある。」

 

 

さらに言えば、「乙女ゲーム」という恋愛を主軸にして、人間を描き、それでいてアイドルの物語であるといううたプリの構造からして、ず~~~っと「アイドル」の姿を見てもよくわからなかった部分が、恋愛を見ればなるほど!と腑に落ちるというのは「原作乙女ゲー」としてのパワーを感じて、「そうそう!!!この感じ!!!!ゲームやると解像度上がるこれだよ!!!!」と、感情大放流大盛り上がりの「名前」の場面でした。

愛の在り方がそのまま人柄となるうたプリワールドにおいて、やっぱり恋をしているところを見ないとその人のことわからないよな!!そしてこの「恋」で、この「愛」で、そっかこの人は「カミュ」さんなんだ.....!!!という感動が本当にすごい。

こんなゲーム体験は、なかなかありません......!!!!

 

 

 

それにしても、春歌さん、いきなり名前をつけるか?と言われて咄嗟につける名前のセンスが良すぎる........。

素敵なお名前でしたね。

 

 

 

 

 

 

・泣いて笑ってときめいての「うたプリ」の醍醐味山盛り恋愛エンド

 

ということで、カミュさんの帰国を待って待って待って!焦らされて焦らされての恋愛エンド!!!なんですが......

 

 

 

 

公道で馬!!???????????

 

 

待て待てアニメ3期1話の馬乗ってるのって、アレはアニメならではのトンチキ展開ではないのか!??原作に要素あるってこと???

えっ????馬?????????

 

 

こんなに泣き笑いした経験あったっけ?と思うくらいに、やっとカミュさんが来てくれた感動と、それを吹き飛ばす馬展開に感情がカオス!!!!Yes!This is うたプリ!!!感動とトキメキとトンチキの奇跡のハーモニー!!!

 

馬、アレキサンダーなの!???

 

 

ネットミームも裸足で逃げ出す。

馬「わんっ!!」

 

 

待て待て??

あの、「あっ!ここに馬が!」ってツイートしてワンワンってオノマトペが付いてる猫の画像に「鹿」って書いてあるネットミームみたいな画面なんだけど!!??

 

ゲームシナリオ!!落ち着いて!!!!ここはしっとり泣かせてくれ!!!

感動で泣きたいけど、心の中でツッコミが止まらないよ!!そもそも春歌への愛が止まらな過ぎてそのまま連れ出しちゃってよかったのー?(まぁそこは大丈夫なんでしょう)

 

 

そして、ようやくラブラブするぞ~~~!!でラブラブするカミュ春.......よかったよかった......本当によかったよ........。

 

個人的には、カミュさんがそんなガツガツ来るタイプだとは思っていなかったので、え!?さっき告白したばっかりなのに露天風呂で事に及ぼうとしていますが大丈夫ですか!???の気持ちになってしまいました。

「なんだ...?温泉だぞ?濡れるために来たのではないのか?」

いや~~~うたプリが、顔のいい男の性欲が強いゲームだと言うことを忘れていた...先輩たちも例外ないのか......。

 

メモリアルも、すんごいキュートなやりとりで、このメモリアルを見れて我が人生に一片の悔いなし!!!!!と叫びたくなるようなマジ最高可愛いカミュ春をありがとう.......ですが、あの............事後なのか???

事後の朝のお布団描写という理解でいいのか???急に展開が早い!!!すごいスピードで溶けましたね!!!!絶対零度!!!!!いえ~~~~い!!!ばんざーい!!!

カミュさんの雑なところというか、もう少し布団にいたいなんて姿とかにくすっとしながらも、そんな風に等身大なところに泣きそうになったり、「寒いな」と言う心の動きにもまた泣きそうになったり。最高メモリアル.....。

 

 

話を恋愛エンドに戻すと、う~~意地悪な人だ~~やっぱり言ってはくれないのか~~とプレイヤーの私ですら諦めそうになったタイミングで「好きだ」が出たの、ンンンギャアアアアアアずるい!!!もうそんなのずるい!!!!!!!って机をバシンバシン叩きましたね...興奮して。

何よりカラアゲで初めて出会った「焦らした方がホット」に「何言ってるんだこの人?」となり、楽曲を聞き、いい曲だ~~となって、ようやくゲームに手を付けて最後の最後で、この展開!!!!

もう全部に納得した。それはそう。「焦らした方がホット」間違いない。

こんな華麗にその証明を食らうことになろうとは........!!!!

 

 

と、まぁいろいろとツッコミを入れてしまったが、それでも涙なくしては迎えられない恋愛エンドな訳で、その大部分はもう「名前」の話のところで書いてしまったけど、この恋愛エンドで「春歌さま命じてください」とやっているのを見て、やっとカミュさんのことが腑に落ちた。

 

もちろん、春歌ちゃんがいつもの先輩で良いです、と言うように、伯爵スタイルのカミュさんもカミュさんなんだよね。

メモリアルでのキャキャッお布団の奪い合いをしていたり、なんだかんだ春歌ちゃんとゆっくりまったりするのも好きだし、シルクパレスの人および伯爵であることの誇りもある。

(ここのメモリアル、春歌ちゃんのことを何回も「かわいい」って言うの本当にやばかった....そっか......カミュさんも彼女に「かわいい」って言う人なんだ....。)

 

 

一見、相反するはずの「伯爵」と「執事」がきちんと同居している人なんだ...と、納得させるという荒業をやってのける恋愛エンド、すさまじい。

 

馬しかり、オーロラ然り(温泉旅館風背景にオーロラが舞っているの、ゲーム画面としては大変シュール)、多種多様な属性然り、マジで気をつけないと「トンチキのなかのトンチキ」になりかねないものが、全部ばっちりハマって、ひとりの「人間」を描写して、プレイヤーを号泣させるという......とんでもないカミュ√です。

 

それに、「七海春歌」という名前と、「氷」のメタファーがいたるところにあって、余計に「絶対零度に春が来る」美しさを際立たせていて、最高でした。

 

「お前は温かいな......。俺の国は寒すぎた。これまで耐えられていたことが、信じられぬほどに」

 

 

 

 

さて、続き部分は少しだけ政治?の話を含みます。

カミュ√が、シルクパレスの不安定な政情の話と切り離せず、また、後輩の愛島セシルさんも「王子」という「執政者」としてこのカミュ√に絡んでくる以上、そしてキーワードが「自由」である以上、感想で言及しない訳にいかないでしょう!ということで言及しますが、苦手な人もいるかもしれないので、ここで一回切ります。

 

 

続きは後編(「チョコレートとアイドルと平和の話」)へ!

 

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