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ジャニオタが2022年にうたプリにどんハマりした話

 

 

今日は、急にうたプリに感激したのでその記録とあと映画マジでやばいから!の話を書きます。いや、書かずにはいられない。なぜなら言葉があふれてくる。これまでの経験からして言葉が内側からあふれてくるコンテンツはやばい。とにかく私は今うたプリについて、スターリッシュについてしゃべりたくて仕方ないがしかし相手がいないのでとにかくここに書き記してやるぜ!!!!!の勢いでブログを開いている。

 

 

当方、嵐ファン歴15年くらい、A.B.C-Zのファン歴7年目の、そういうタイプのジャニーズを嗜んできた者。

小学生のころに嵐にハマり、そっからひたすら三次元アイドル街道を爆走。中学の頃、同級生たちの間でうたプリが流行り、友人からは「来栖翔ちゃんがやばいの!」と布教を受けたが「いや、私は櫻井翔ちゃんで忙しいから」という始末。

 

 

そんな私が、10年の時を経て!!!

うたプリ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!今!!今!!!2022年にうたプリ来たよ~~~~~~~~~~~~~~(絶叫)

 

 

今までうたプリに課金経験のあるすべてのみなさん、本当にありがとうございます。みなさんのお陰で、私が今、2022年に悶え苦しむことができています。ご長寿コンテンツに育て挙げてくれて本当にありがとうございます。

推しは推せるときに推せ、とは言いますが、「推せる」というのは単純にコンテンツが生きているだけではなく、その人の人生のタイミングがあって、私にとってうたプリが、STARISHが必要だったのは、今です。

だからこそ、ここまで育てあげてきた先輩の皆様、本当にありがとう!!と言いたい。

 

 

 

きっかけは、鈴村・下野のうたプリ放送局アゲインでした。

 

元々まっっったく二次元関係(漫画・ゲーム・アニメ)にハマってこなかった私。昨年体調を崩し、どうしようもない時にテレビ放送していた鬼滅の刃を見て、鬼滅の刃にハマり、初めてアニメをちゃんと見て、漫画を読みました。お気に入りのキャラは善逸なので、そのCVの下野さんもTwitterでフォローするように。

今までなんとなく抵抗があった二次元には、鬼滅の刃が入口となってくれ、そこから徐々に(体調が悪くても自宅で見れるので)アニメなどを見るように。

 

んで、下野さんのTwitterを見ていたら、鈴村さんがツイートしたよたよた歩く動画をRTしているではないですか。へー、おもろ!そう思っていいね!を押すと、「おすすめのツイート」として「うたプリ放送局まじで面白いからうたプリわかんない人も聞いて~~」のツイートが。このTwitterの仕様が沼への入り口になるとも知らず、へ~~と思って作業BGMにうたプリ放送局をつける。

 

めっちゃおもろい。

 

あと人生相談ためになる。ひえ~~~声優さんの話術すごいな~~と思いつつ、毎回冒頭についているドラマ部分は「あーこれが中学の同級生の推しだった来栖翔ちゃんか~」程度に思っていた。だが、ラジオが面白すぎてアーカイブをどんどん聞き進めると「メンバーからラジオにお便り」「日向先生が好きなメロンパン」などうたプリ本編を見ないとよくわからない設定も。

 

この面白いラジオ、うたプリを見たらもっと面白くなるのでは?

 

 

ギャグアニメっぽいので、作業BGMにもなるだろうな....そんな気持ちで配信を探すと私の入っている既存のサービスにはない!うーん、ならどっか契約しよう!(この時点で客観的には結構な熱量かも私的には平熱のつもりだった)

 

 

 

えっめっっっっっつっっっちゃ面白アニメじゃん!!!!

 

 

中学同級生たちからの「ほらお前言ったじゃん」の声が10年前から聞こえてきそうなんですが。そして七海春歌ちゃん可愛い!!!かわいいいいいいいいいいいい!!

あれよあれよと3日でアニメ3シーズン分(39話)を見てしまう。

 

もちろん、アイドル好きとしては、えっメンバー増は、まぁ確かに脱退とかよりはいいけど結構センシティブじゃない???大丈夫???6人のファンはすぐに納得できなくない???ゲーム原作の関係なんだろうけど..........と思いつつ、一番抵抗を示していた翔ちゃんがセシル戻ってくるって信じ始めたりで、うわぁ~~~~メンバーがそれがいいっていうならそうだよね!そうだそうだ.........と納得してみたり。

ええええ今度は解散かけて勝負??アニメの中のスタリのオタク大丈夫???メンタルやばくない???推しGのそういう売り方って心臓に悪いよね~~~競わせて売るのはやめてくれや~~~~~となったり。っていうか突っ込み忘れていたけど、ハッピーパルスって何?いや、ツッコミ忘れているところ山ほどあった気がする。ていうかネコちゃんがしれっと新メンバーなのもツッコミ忘れていたけど........。

そして三期はレボリューション...?先輩たちのターンなのか???おうおう....っていうか大事な選考会なんだから制服風衣装じゃなくて、なんかこうギラッギラした衣装の方がよくない???とか思ってたらヘブンズが増員されて乱入???????おうおうおうおう?????

 

 

視聴スピードとしては大分ハマってる部類に入ると思うけど、ここまではあくまでも「へっへ~昔はやってたうたプリ見ちゃうもんね~~~」の気分だった。半分社会科見学気分、みたいな。

 

 

そして4期。

正直、怒涛のスピードで見ているのもあって飽きてきていた。今度はヘブンズとの絡みか~~スタリが見たいんだな~~私は~~~....の気分であるが、ここまで来たら全制覇したいので、作業BGMとして引き続き視聴する。

 

そして焦り故のグループ内すれ違いからの事務所移籍による脱退疑惑(トキヤ)、家族関係による脱退問題(聖川)、と不穏なネタが続く。やめてくれ~~~~~アイドルの脱退なんて文字はもう見たくないんだ!これから何回も見るだろうけど!活動休止もやめてくれ!!!耐えられない!!!そういうのほんっとほんっと辛いんだからさ~~~~7人が7人じゃなくなるって辛いんだからそんな簡単に.....うううう(2020年に活動休止した嵐ファンの心臓に悪い)(他のグループの脱退関係もそう、見てるだけで苦しい)

 

さらにグループのキラキラ輝くセンターの一十木音也くんの闇落ちである。

つらい。辛すぎる。

こちらは脱退というよりも心身の不調による活動継続不可能の事例である。辛い辛すぎる。ゆっくり休んでねと言いたいし、いや何を言っても本人のプレッシャーにならないか怖いし、とにかく心身の不調による活動継続不可能はよくある事例だけに辛い。

そもそも那月も心身の不調を抱えてのアイドル活動である。

どのキャラクターも、みんな奇跡の綱渡りを続け続けることでアイドル活動ができている。

 

辛い、辛すぎる。

 

 

このあたりから正直全然作業BGMではない。

がっつり見ている。そのために、いろんな時間を削ってみている。

 

もちろん、これは現実のアイドルではなくて「物語」である。3話分を使って音也くんは光に舞い戻り(そのきっかけが春歌ちゃんと同じように街頭モニターから聞こえてくる歌というのもいい。しかも、女神のような春歌ちゃんに抱きしめられるでもなく、メンバーの強い説得でもなく、自力で光に戻ったところでメンバーが迎えに来る。音也くんは強くてめちゃくちゃにいい子だ。)、そしてかなり山奥っぽいところから走って音楽番組に向かうというめちゃくちゃな展開になごむ。急に24時間マラソン始まったかと思うやん。

 

那月のメンタルの問題とは別に、音也くんがここでこんなにハードなのは、赤だからだろうな、というのはなんとなく感じた。センターとは、孤独なんだろうな、とセンター固定のグループを見ていると思う。スタリの場合は、ドセンって感じじゃないときもあるけど、やはり真ん中。真ん中に立つ、ということは誰とも分かちあえない。

 

 

とにかくアニメ4期レジェンドスターは、アイドル好きには見るのが辛い。辛いからこそ、絶対に見てほしい。

あと始まったときはヘブンズの紹介回が続くのかな~~と思っていたけど、スターリッシュの絆が深まり成熟するのが4期だと感じた。アイドルは、ある日突然に何らかの運命が働いて集められるもの。そんな運命のいたずらによって生まれたてほやほやのグループを見るのもいいけど、やがて時間が経って、そんな運命のいたずらを宿命と信じ、何回生まれ変わってもこのメンバーとやりたい!と思うようになった成熟したグループの姿が好きな人はぜひうたプリ4期までちゃんと見てほしい。

 

 

そして辛かった分だけ、その後の展開が最高である

 

 

ついに決戦のライブ日が来る。

そこで、唐突に語り始める。

 

 

聖川「俺たちは永遠などないと知った。」

神宮寺「明日のことは誰にもわからない。」

一十木「だからこそ今日っていう日、今っていう時間を大切にするんだ。」

 

 

 

そして、オープニングクレジットの「We are ST☆RISH」が入る。

そう、4期は初めてエンディングテーマで物語の最後に来るライブシーンが使われておらず、エンディングテーマとは別の曲が決戦ライブに使われる。この構成の変更がとにかくここで効いてくる。

 

 

アカペラから転調して、こう歌う。

 

ST☆RISH Forever

 

 

 

えっ、えっ、えっ、今期のテーマって、えっ....そういう.....えっえっ...........

気づいたときには目に涙がたまり始める

 

(トキヤパート)永遠ってないのか?

(聖川パート)楽しいこの日々はピリオドを迎えるのか?

(那月パート)いやそれは違う

 

事務所移籍脱退疑惑や、家の事情による脱退、心の不調による脱退がにおわされた面々によるこの歌詞である。

 

 

今を全力で

 

歌うそれが

 

ST☆RISHの永遠

 

 

泣くしかない。号泣。

実際号泣した。ネタアニメと思って作業BGMとして見始めて、このエンディングはずるい。4期見て本当によかった。

 

「アイドルにとって永遠とは何か?」の一つの模範解答を得た。

 

 

というか、うたプリ、「アイドル」の解像度、理解度が高すぎる。

ギャグや、過度で突飛な展開に見えるものは、すべて「アイドル」の神髄を示したなんらかの寓話に近いのではないかと思った。

 

 

キャラクターたち、音也や聖川真斗様や、那月、トキヤ、それぞれ本当に脱退してしまうかもしれなかった。

アニメほどドラマチックでなくたって、生身の人間がアイドルをするということはそれ相応の負荷があって、辞める理由は山ほどあるということを私は知っている。アイドルでいることを辞めなくても、グループであり続けること、これもまた奇跡だ。

辞める理由は山ほどあるなかで、奇跡の綱渡りこそがアイドルであるということを、ジャニーズのグループをそこそこ長く推してきた身としては痛いほど理解できる。

 

 

同時に、オタクとしては「永遠」を望む、という気持ちも痛いほどわかる。「永遠に愛してる!」って思う。実際は、新しいコンテンツがどんどん登場する中で、長い期間推すことは楽じゃない。運営に振り回されもする。推しは健康にいい、なんていうけど、あれは脳内麻薬が出ているからであって、それだけの劇物に何らかの不調が起きればこっちの体調はグダグダになる。苦しい、つらい、そんな瞬間があっても、アイドルの笑顔を見ると「永遠に愛してる!」と思う。

相手が生身であれば、その「永遠」なんて、ありえないとわかっている。むしろ押し付けてはいけないものを押し付けているようにも感じる。彼らがアイドルを辞めたいとき、休みたいとき、「そうしてね」って言えるだろうか?

 

私は、嵐に永遠に活動し続けてほしかったと思う。同時に、続ける大変さを見てきたから、辞めたいときにやめて止まりたいときに止まってね、とも思う。これも真実。

 

アイドルの「永遠」そして、ファンがアイドルに望む「永遠」。

「永遠」の意味を時間的に継続すること、と定義するなら、どちらの側の「永遠」もこんなにもろいものはない。

本音と建て前と、欲望と尊重と。

嵐の活動休止のときに2年間、とにかくたっぷり猶予をもらっていろんなサプライズを嵐にもらったけど、その葛藤は尽きなかった。

 

 

そんな私にST☆RISHは言う。

 

 

「今を全力で歌う それが ST☆RISHの永遠」だと。

 

 

ああ、そうだ、そうだった。

私はアイドルたちが全力で輝くその一瞬一瞬をたくさん見てきた。

嵐にも、A.B.C-Zにも、山ほどの「永遠」の瞬間を見せてもらった。

そんな思いと、そしてST☆RISHにはST☆RISHの困難があり、それぞれのメンバーの苦悩があり、そしてこのステージで「We are ST☆RISH」を歌っていると思うと、それはもう号泣である。

あらゆる感情がぐちゃぐちゃになる。

 

うたプリ4期分、私が15年近く積んできたジャニオタ経験値をたった52話でまとめてくれたような気がする。(いや実際は4期放送するのにもそれなりの時間がかかっているのだけど。)

 

ST☆RISHは「アイドルが好きって、本当に楽しい」っていう感情を思い出させてくれた。

辛い日もある、実際は物語みたいに乗り越えられないこともある、メンバーの関係性だけじゃどうにもならないこともある、運営はシャイニング早乙女よろしくめちゃくちゃなときもある。

 

でも私は、「永遠」の瞬間を見せてくれるアイドルが大好きだ。

 

そしてST☆RISHはアイドルの中のアイドルだ。

自分たちに「永遠」はない、と知って、「永遠」を歌えるアイドルは強い。めちゃくちゃ強い。まさにマジのLOVEがないと歌えない。

 

 

 

ST☆RISH、いいです。最高です。

 

あとアニメ4期の「We are ST☆RISH」の何がいいって、シンプルな演出なところ。歌の間、ただただST☆RISHは歌い踊る。

2期にようにハッピーパルスという謎だけど確かにアイドルを見てると分泌されるアレかな...みたいなものをアニメーションの魔法で具現化したものではなく、とにかくパフォーマンスで見せてくる。

ドラマチックな音楽(転調が多いのもアイドルっぽいと思う)、熱量のあるダンス、そしてきらめく笑顔。

歌詞が耳に入れば、これまでのスタリの軌跡を思わずにはいられない。

 

このシンプルな演出のアニメーションで泣けて泣けて仕方ない。

 

アイドルとしてのST☆RISHが物語の中で確立したからこそなせる技。最高。最高である。パフォーマンスの説得力が違う。

なるほどこれがST☆RISHがトップアイドルたる所以......と思うし、なんかスタリが結局SSSオープニングアクトに選ばれるの、わかる気がする。物語の必然、という以上に。

 

ということで、とにかくST☆RISHは最高。

 

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となったのが、映画公開前日の9月1日である。

そしてこのテンションで、映画という新供給に飲み込まれる。

 

 

このブログで映画の感想書きたかったのにすでに5000字越えたので、別の記事にします。