2022年、うたプリにハマった。
2012年ではない、2022年に。
その経緯はここに書いた。
lovelifeenjoooooy.hatenablog.com
今私はパッションがえぐいので書かずにはいられないし、うたプリ熱が高まりすぎて普段はしない超早起きをした挙句に普段はしない立ち仕事をすることになり足腰がバキバキなのに眠れないくらい興奮している。
なんでか?仕事帰りにうたプリの映画を見たからである。
マジLOVEスターリッシュツアーズに搭乗してきた。
やばい。やばすぎる。
劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ 公式サイト
立ち仕事でへとへとの体で劇場に行ったのに、帰りのバスのダイヤが変更されてて一駅歩いて電車で帰宅しなきゃならなくなるという普段ならセブンのスイーツくらいではどうにもならないぞ!っていうスーパーイライラ案件が帰り道に発生したにもかかわらず、ご機嫌で一駅歩いた。BGMがマジLOVEスターリッシュツアーズだったから。
ヒールでノリノリで歩けた。
普段ヒールを履かない仕事なので、脚がやばいにも関わらず、である。
そう、完全に何かキマっている。
翌日は休み。たくさん寝て体の疲れを癒したいが、早くに目が覚める。
「「「「うたプリが見たい!!!!!!」」」」
禁断症状である。ということで今日追加で行ってきた。
しかしまだ見たい。来週の仕事の隙間を必死で探している。
そして、私はうたプリ映画をたくさんの人に見てほしい!!
なぜならファン歴3日の私がこんなに楽しいからである。10年前に中学や高校の友達がキャーキャー言っているのを温かく見守っていた人たち、今こそうたプリの世界に行こうぜ。
特にあの頃生身のアイドルを推してたみんな、10年生身推してみた人だからこその楽しみ方ある....気がする。(ド新規なのでこんなことをST☆RISHに言っていいのかわからんけど。)
ということで、嵐ファン歴はそこそこ長いけどうたプリ歴は3日の人間がお届けする映画の感想を書く!
一言で言うとこちらの方のツイートで済みます。(引用させていただいています)
うたプリ映画、前作がジャニフェスだとしたら今作は1つのグループの「世界旅行」をコンセプトにしたドームツアーだったのでよりオタクのリアリティをくすぐるシーンや演出がめちゃくちゃあった 他Gのライブ気軽に見に行く感覚でジャニオタみんな観て
— Suica (@touchshite_pi) 2022年9月3日
ただ私がいまうたプリのド新規ハイでとにかく書きたくて仕方ないので、1万字くらい書いてます。しかも文体とかぐちゃぐちゃで。
なお、当方現状ST☆RISHの推しは聖川真斗様です。
以下、映画のネタバレ、また特に注釈なく嵐やA.B.C-Zのライブ演出や楽曲への言及があります。比較してどっちがよい、とかではなく、三次元アイドルを推してきた人が見るとこんな風に感じたよ~っていうのを具体的に書いているので、不快に感じる可能性がある方は閲覧をおすすめできないです。あと、純粋に嵐わかんねーなって人はわかんないと思います。
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・マジLOVEスターリッシュツアーズ
いい!!!
そもそもオープニングのコンセプトがよい。航空会社である。世界中を旅するという。コンセプチュアルなライブ嫌いなオタクいる?いないでしょ?
嵐でいうとJaponismとかデジタリアンとかみんな好きでしょ???それですよ!!それ!!
そして小型飛行機で登場。
これ、天井閉まってるっぽいからドーム風なんだけど、「旅の始まり」という映画の前提になっているアニメを見ると新国立が写っているので、おそらく設定は新国立。
心なしかアリーナの座席の配置も国立っぽい。あとスタンド席の区切りや、一階と二階を区切るラインに画質のいいモニターが入ってるのも新国立っぽい。
ちなみに、デビューライブでマジLOVE1000%を歌ったときは、なんとなく代々木体育館っぽい座席である。しかも、当時のライブの技術の問題もあるが、単純に新人で予算の少ないST☆RISHは、画質の荒いモニターと、簡素なセットでデビューライブをしている。
それが新国立である。
しかも、小型飛行機で来るあたり、セットの予算がすごい。モニターの画質もいい。
ペンライトももちろんフリフラで遠隔操作の仕様である。
ちゃんと個人の意思で推しメンの色にできる時間と、演出家の意思にそって全制御される時間がある。
デビューからの時間と試行錯誤の末に生まれたライブだというのがめちゃくちゃわかる。
そしてこの曲、振付もいい。
なんか絡まったりする。そういう振付嫌いなオタクいないでしょ。(決めつけ)
っていうか興奮のし過ぎでもう既にあんまり覚えていない。
早く見に行って自分の目で見てください。私もこれ書いてないで見に行きたい。禁断症状。
・MC
全編通して言えるけど、MCがよい!!
まずとにかくメンバーが楽しそうである。
音也くんが盛り上がりすぎて、ファンサしまくった結果、ご挨拶が遅れるの、もうライブで見たいあるあるナンバー1では?
なんか松本相葉であったなぁ....これは本当にどこのグループで見てもいい。
話を音也くんに戻すと、もう歌うこと、ライブすることが楽しくてしかたなくってたまらないって感じであふれている。元から楽しそうな話し方をする方だが、ライブの高揚感に浮かされている感じが本当にリアルですごい。
あとやたらとボディータッチする。
たぶんST☆RISHは日ごろからボディータッチ過多なグループなんじゃないかと思うけど(一緒に住んでたし)、ライブでそれがマシマシになっている。
肩とか触らんでもいい時に触る。
あとめっっっちゃアイコンタクトする。
お互いがお互いに幸せをかみしめているのを確認しあったり、段取りを取ったり、うおおおおおおおおおおおってくらいアイコンタクトする。
とりあえずアニメを一通り見た私としては、メンバー間の関係性についても感じるところが多々ありこのアイコンタクトやボディータッチの数々がとにかく最高なのであるが、最高すぎて「ひぃ!」となってしまいライブ終わりには記憶が消し飛んでいる。
これもライブあるある。
アニメとか事前知識なくても、そういうグループの関係性を感じる目線とかボディータッチとかっていいやん?
そういうの浴びると幸せな気持ちになるやん?
だから早くみんなうたプリ見に行ってくれ。
衣装見せびらかしてくる可愛い3人とかいるから。ほんと。
メインでしゃべってる人間の後ろでファンサしてるとか、そういうあるあるもあるので、浴びてほしい。
マジでアニメーションと侮らないでほしい、これはST☆RISHってグループのライブだから。
・音也ソロ
ひ.....聖川様のピアノ.......!!!!!???
これおそらくツアー初日の最初の公演のどよめきがすごかったに違いない。音也ソロ来るぞ~~と思うと聖川様のピアノが始まる。
着替え時間の関係で機長スタイルのままピアノなのもいい。
聖川様好きの私としてはここで完全に「ひぃ....」となって死んだのだが、死んでいる場合ではない、次の瞬間に生き返ってでも見たい景色がある。
音也くんの前髪あげた人誰ですか!!!!???
金一封あげるので出てきてください!!!!!!!!
ライブ中のヘアスタイル変更大好き侍のみなさん、大集合の合図です。
しかも前髪あげである。たまらん。たまらんやろ。
しかもキラキラ太陽スマイルの音也くんが、キリっとした顔で歌ったりするのである。ギャップで死にたい人は並んでほしい。
さらに雨!!水もしたたるいい男という古来日本に伝わる言葉、最高である。
俺のギターを聞いてくれ、とかき鳴らし、全身で「音を楽しむ」姿でありながら、孤高さやそれを越える強さが見える。
なお、ストーンヘンジが登場する演出となっているが、ストレスなく楽しめる。なぜなら劇場アニメーションだからである。
現実のツアーであんなセットを組まれたら、見切れ席が山ほど発生してSNSで炎上間違いなしなのだが(そういうセットがたくさん出てくる)今回は映像で楽しむものなので、全席が最前列のアリーナである。カメラさんが常に最高な瞬間を切ってくれるので、視界のストレスがない。それが本当に助かる。二次元の良さは、演出の派手さだけじゃなくてこういうところだと思う。(まぁ配信ライブでやったThis is 嵐コンに近い。でかいセットを立てても大丈夫なのである!)
・神宮寺レン様ソロ
こちらは情熱的なフラメンコ的な作品である。
そして、
バックダンサーに来栖翔くん出てきた!!!
ここで理解する。なるほどメンバーバックダンサーシステムですね!!これ嫌いなオタクいないでしょ!!!!!(決めつけ)
嵐でいうとアラフェスじゃん!!え~~~最高すぎる~~~~~
えびでも何回かあるので、各グループ最高な記憶を引っ張りだしてください、それです。
しかも翔くん、小柄である。レン様と並ぶと余計に小柄である。
もう、その体格差にしびれていただきたい。
その小柄なお兄さんが、情熱的で大きなお兄さんと一緒に踊っている。
たまらない。噴水に脚をかけても小尻である。
レン様は、素敵なダンスを披露すると、目線の先にドレスを着たマネキン人形!!!!
そうです!!あのマネキンです!!!!
アイドルのライブあるある、女性出演者NGなのでマネキン相手に踊るあれです!!!
A.B.C-ZだとGoing with Zepherであったあれです!!
そしてそういう時のアイドルはセクシーで最高と相場が決まっています!!
レン様も同じ!!
レン様、もともと歩くフェロモンみたいな雰囲気なので余計にやばいです。
ですが、こう....アニメとかゲームのあらすじを漁っていただくとわかるんですが、キャラデザそのままにレン様も変化していまして.....はい.....その感じを読み込めると余計にぐっとくるんですが、ミリしらでも「あーあれだー---」っていう楽しさとレン様にメロメロになることだけはお約束できます。
・セシルソロ
砂漠の国の王子だ~~~~~~!!!!
けだるげに寝転がっているのも大変様になる。
いやだって、これも詳しくはググってほしいんですが、この方はガチの王子なので、様になるんですね。
ガチの王子じゃなくてもアラビアンナイトとかみんな好きでしょ????(こちらの記事はクソでか主語でお届けしています)
なんかディスコスター様とかミスターファンクとかの流れで相葉ソロで見たことある気がする...幻覚......。っていうかうたプリ、全編を通して他のグループとのコラボが多いので、なんかの拍子で.....あ、でもスタリ単独貴重なので今後もスタリ単独たくさん見たいです。
そしてバックダンサーには、音也とトキヤが登場!
こちらもアラビアンな振付とお衣装。最高です。いただきます。
あの、これは存在しないMCなんですが、こういうの見ると絶対MCで「真ん中のメンバーを引き立たせなくちゃって頑張っちゃうよね」という話題が出てるだろうなって。存在しないMCですが、絶対に存在していると思います。
そのくらい翔くんに続き、音也くん、トキヤさんも粛々とバックダンサーをしております。
後半は会場内を縦横無人に飛び回るセシル!
王子というより妖精さんのようですが、振付がアラビアンというよりは少しバレエとかフィギュアスケートっぽくなって(シェネとか。イナバウアーとか。)それによって王子の気品が表現されているのがいいです。
・聖川様ソロ
バラードにも関わらず冒頭オタクの口上から始まるという仕様。
My snow prince...
I want you...H
I love you...Masato
ドーム規模では到底揃いそうもない口上ですが、ばっちり揃います。
言い忘れていたんですが、オタクの声が収録済みなので無発声の応援上映なのに熱狂の渦の中にいる気分になります。わざわざ遠征するオタクばっかり集まっててやたらとコールが揃う札幌ドーム公演みたいになります。
コロナ禍で最近はリアルライブでは声を出せず、歓声込みの高揚感(確かに叫び厨問題はあるけれども)が味わえていなかったので、本当に楽しいです。思いっきりペンライト振って、歓声の渦に身をゆだねられるの、いいです。
まぁ、聖川様曲はバラードなので「ここでもコールか?」という異文化感はありますが、郷に入っては郷に従え、ということでST☆RISH先輩オタクのみなさん(画面の中)の声を聴きましょう、笑
そして登場する聖川様。
ま.....まぶしい...........
スノードームの中に登場し、まさに妖精かお人形か、圧倒的美!!
いや、でもこの「お人形」って言ってしまったけど、まさに「聖川」に生まれたために決まっていた人生、その名前を背負うお人形だったかもしれない道、でもそうじゃない道に来た、その道がこのステージに繋がっていたんですよ。
そしてスノードームを破って歌い出す。
本当に優しくかみしめるみたいに歌うんですよ。
手振りの振付も、すごく温かくて。
そしてゆっくりと降りていくと
レン様!
いや...アニメ.....アニメを見てくれ.......。あと私はとりあえずゲームもググった。あとはもう何も言わないから。
シンメ担とかそういう人みんなここの尊さで死ぬから。
そしてレン様がランタンを受け取って吹くと、青一面で雪が広がっていた客席が、灯がぶわっと広がるようにオレンジに染まっていきます。
これが本当に綺麗。
フリフラの自動制御ペンラの生かし方がいいです。多分照明スタッフさん(あちらの世界の)、相当練ったんだろうな、というのが伝わるタイミング。
松本潤さんならここ、相当時間かけて作ってますよきっと。
そんなのが想像できる光の演出、本当に綺麗で最高。
そして二次元アイドルは魔法も使えるのでオーロラも!
本当に綺麗です。
でも何よりも綺麗なのは聖川様ですね.....。
いや、あのライブあるあるの推しが尊すぎてペンラ振るの忘れるってあるじゃないですか。私は初見でそれになったので、あ、私の推しってこの人なんだなってなりました。
きっといろんなことを考えて、この歌詞をかみしめて、その思いを込めて歌っているんだろうなっていうのが伝わる表情なので......。
(全編どのキャラも表情がすごくてすごいんですよ(語彙力)
・那月ソロ
ライブ中に急に振付を教えられて踊ることに慣れているタイプのオタクのみなさん、大集合してください。踊ります!!
那月さんらしいかわいらしい~セットで、大好きが詰まっているのっていいですよね。
まず着ぐるみが出てきます。
勘のいい嵐ファンのみなさんはアラフェス2013の二宮ソロ「秘密」が浮かぶと思うんですけど、その推理で大正解なので思う存分ニマニマしてください。
なお、どのメンバーがやってるのかを予想していただくと余計に楽しいと思います。
そんなかわいらしい着ぐるみさんたちにかわいいカフェセットでお茶とお菓子を振舞う那月さん、曲も歌詞もめちゃくちゃもう本当に可愛いが詰まっててサイコー!!
そして、振付レクチャータイム。
本当に簡単な振付なのですぐ覚えられて、その場で一体感を味わえる!!
A.B.C-Zあるあるの「簡単な振付!」って言ってオタクに覚えさせる振付がマジか?ってレベルで難しい(褒めてます)とか、ファミクラのお姉さんが「勇気100%はみなさん踊れますよね?じゃあ次の曲いきます」とかそういう事態に遭遇し慣れているジャニオタは秒で踊れます。
ST☆RISH、助かります。
まぁ歴戦のオタクたちには簡単すぎるのかラスサビあたりでは教えられていない部分の振付まで踊り出す人が回りで続出しているので、踊り慣れているみなさんなら教えられる以上に踊れると思います!!
そして踊ると楽しい!!ライブって感じがする!!!!
うおおおおおお楽しいぞ~~~~~~!!!!
・トキヤさんソロ
ジャニオタ、みんな大好きブロードウェイ風だよ~~~~~~~~!!
さらにおなじみのマジックもあるよ~~~~~~~~~~~!!!
もちろんメンバーバックダンサーシステムも生きていて、那月さんとセシルくんです。
センターのメンバーを引き立てるべく粛々と踊ってるの本当にいいですね.....幻覚MCが聞こえてくるやつ。
さっきまでキュート全開だった那月さんが、シュッとした表情なのも、ゆったりとした砂漠の王子だったセシルが燕尾服を着てきっちりしているのもイイです。
トキヤさん、まじのエンターテイナーなので表情豊かで、いろんな表情で極上のエンターテイメントと驚きを魅せてくれる。コロコロ表情変えるところ可愛いし。
何よりあの、この表情の使い方というかそこも含めてエンターテイメントで、ソロ曲でこういうパフォーマンスをするっていう過程がね、、、。まぁそれは連れて行ってくれたST☆RISH担の友達に、千駄ヶ谷か新宿の居酒屋で聞いてください。(新国立よね)
東京ドームなら水道橋の居酒屋の予約が取れてるならそっちで聞いてください。たぶん小1時間くらい語られると思います。
・来栖翔ちゃんソロ
ハイテンションで楽しいパフォーマンスが大好きなみんなに絶対ハマる中毒性1000%の翔ソロです。
まずチャイナっていうのがいい。
というかお衣装が可愛い。
さらに言うと表情からして、おそらく翔さん、「可愛い」への抵抗が薄くなっているのでは?
前回のキングダムライブの時にスーパー可愛いコラボ曲を踊って、それをヘブンズのナギくんに指摘されるというくだりがあったときは照れていたのに、今回は完全に「可愛い」を使いこなしつつ、大好きなアクションと男気全開!を出していてマリアージュ。
A.B.C-Zの橋本くんという大きいわんこみたいな可愛い方がいるんですけど、「もうかわいいなんて言わせない」ってサブタイトルのソロコンやったりしてた過去がありつつ、最近の彼は「可愛い」を受け入れて「可愛い」を使いこなし始めてて本当に愛おしい....きっと各Gに思い当たる節あります...よね?たぶん。
そういう「可愛い」は本当に強い。
そしてこの来栖翔ちゃんからはつよつよの「可愛い」を感じます。
マジで大正解すぎんんか.....可愛くて小柄さを生かしたアクションとダイナミックな動き。
如意棒の扱いといい、ドラゴンといい、いや~~~~~こういうスペクタクル本当に楽しいよね~~~
カメラさんの動きのお陰で、一緒にジェットコースターに乗っているみたいな楽しさ。
来栖翔ちゃん自身のアイドルとしての成長、能力の高さを存分に味わいつつ、二次元かつ劇場公開だからこそ味わえるエンタメ体験は万人におすすめしたいやつ!
・UUUU
ユニット曲!
キャッコイイー!です。
あの、アルバムに入ってて演出も最高で、だけど表題曲じゃないからMステでやんない!なんでだよ、Mステでやったらファン5億人増えるだろ?みたいな扱いを受けてそうな曲です。(ものすごい偏見)
最近はJ社も幅広い曲調だからそんなことないのかな...スーパー偏見でお届けしています。
つまり、ツアーで化けること間違いなしのキャッコイイー曲で、予想通り化けていらっしゃる。
各メンバーのソロダンスもあっていいです。
あの、かつ信じられない高さに通路ごとステージが上がって相互に歩けるようになる、というセットで、リアルだといくらお金があっても厳しいんじゃないか?
とにかくこのライブのいいところは、動線が自由自在で、ある程度のリアリティを持たせるために基本のステージ構成は決まっていて、何回か使うけど、演出によってステージ間の移動手段が魔法で飛べちゃったりするので、動線の自由度が高い。
まだライブ作りに慣れていないグループとか、普段は正面から見られることが多いから大きい箱の使い方に慣れていないグループだと、動線が下手くそだったり、移動の間を作るためにセットリストの間延びが発生したりするけど、そこをアニメーションマジックで乗り越えられるので、テンポがいいし、新国立レベルの大きな箱を目いっぱいに使いこなせているST☆RISHはさすがスーパートップアイドルだな!と。
・SAMURAIZM
和テイストのアップテンポな楽曲なんてみんな大好きじゃん!!!
嵐でいうとJaponismとかあたり、ちょっとSAMURAIZMとは違うけどストのJaponica Styleもみんな好きでしょ?????私は大好き!!!
さらに花が咲いたり月が出たり、橋出てきたり、鬼が出たり、アニメーションゆえのセットの自由さが生きて、移動パートもあるのにばっちり演出できてて最高です。
劇場公開だから白黒映像になる演出もできるしね。(きっと現地参戦したらモニターに白黒の映像が映ってて円盤化したら確認しよ~~って思いながら生身の方を双眼鏡で見るやつだなって思いました。)
聖川様に心を持っていかれている私としては、聖川様、スーパー似合う。かっこいい。
3人だとどうしてもセンターを取らないと踊りのフォーメーション組みにくいからしばしばセンターになるのですが、はぁ~~~~~~~いや~~~~~~もう本当にかっこいいので何も言えないです..........。
・MC
これがまた最高なMCなんだ。
なんか興奮して発言がフワフワしてたり、そういうライブMC独特の空気があって、本当にライブのMCなんですよ!!
ステージ移動するときに音也くんが「そっち行くね~~」って言ってるのとかもう解釈の大一致すぎないか???
各々ファンサタイムもあるんだけど、ファンサもキャラクターが出てていいです...。
男性ファンが翔ちゃんーって呼んで答えるのとか、あるあるっていうかあーST☆RISHのライブってこんな感じなんだなって思えるというか。
(余談的には「男性ファンだからってかまってもらえてずるい」的なツイートが一つや二つ出回ってそうな感じもいいなと思いました。トレンドに25番ゲートとかが入っているライブ終わりのSNSのTLにありがちなやつ。そこまで想像させるファンサのリアリティが本当にいい。)
聖川さんとか、トキヤさんとか、レン様とかキャッキャッって感じじゃないメンバーも、こう満員の会場を眺めて胸がいっぱいっていう表情が伝わってきて。
このライブという瞬間をファンとアイドルで共有する。この奇跡の景色をかみしめながらライブしてるんだなぁ....って表情が本当にたまらなかった。
何よりあの、聖川さんが時々髪の毛を耳にかける仕草をされて大変セクシーなことはアニメを一応予習したので存じていたのですが、セシルくんに話しかけられたことでその耳にかけようとしてやめる、っていう瞬間があって、最大瞬間聖川様風速が吹いて私は雪国まで飛ばされるかと。
無理無理イケメンがすぎるってば......。
・サプライズ
運営からST☆RISHへのサプライズ、という企画がある。
詳しくはこちら。
白いライトが必要ですが、割とジャニオタ持ってるよね?
私はST☆RISHのペンラを現地調達できたらしようと思っていたのですが(なんせ3日前にハマったので)、映画館に行くとグッズはもぬけの殻で、パンフもペンラも何もゲットできず。
仕方なく予備で持っていったA.B.C-Zのペンラを使いました。(えびも☆モチーフのグループなので多少はいいかな、と。)
大体5人グループだと5色+1色出るパターンがあって、その5色で対応できる分は対応しつつ、持ってない色のときは消す、って感じで応援上映を楽しみました。
ペンラはないよりあった方が楽しいし、キンブレっぽいのとか、割とみなさん色んな形のライトをお持ちに見受けられたので、いいのかな....と周りの空気を読みながらひそひそとペンラを出してみて....(私もめっちゃドキドキした)
あと平日昼間の応援上映とかだと隣居ないとかありそうなので、自分が応援してるグループのペンラ(できるだけシンプルな形でスタリの色が出せるもの)を持っていくと楽しいと思います。
私は家を探したら、アンケート機能と称して5色(赤、青、黄、ピンク、紫)+白+別ボタンで緑とオレンジが出せるペンラが出てきたので、これでスタリ7色と白を出せるぞ!と持って行って、周りに人がいない席で二回目は楽しみました。
さて、ファンあってのアイドル、アイドルあってのファン。というのは二次元だろうが三次元だろうが四次元だろうが変わらない。
このサプライズ、めっちゃ感動する。
個人的にはこの景色をかみしめているレン様の表情が、こういう素朴な表情をする人だったんだ、あるいはするようになったのかな、と考えてしまうような表情で大変良かったです。
これぜひ劇場で確かめてください。
・ST☆RT OURS
いよいよ終盤。
えっ、せっかくMC挟んだのに着替えないの???この曲をバラバラユニット曲衣装のまま歌い始めちゃうの??と焦った私、脳みそが三次元です。
花道の星型のゲートを駆け抜けると一気に衣装替えしていくメンバーたち!!
最高!!
すごい!!すごいすごい!!
ライブって予想を裏切られれば裏切られるほど楽しいから、ここでまた体温がぐっと上がった。
そして着替えたのがコート衣装なの!!!
もうここがこの作品のファンタジーとリアリティのバランスのとり方が最高なところだなって思ったのが、このコート型衣装ってアイドルファンにはおなじみの「脱いで早替えします」衣装じゃん!背中の変なところにラインが入ってて引っ張るだけで着替えられる早替えスーツと同じくらいおなじみの、あの大振りなコートの形状は、次の展開へのワクワクを呼び起こす形。
星のゲートでいくらでも早替えできる、砂漠の砂でもなんでもいくらでも衣装を替えられるST☆RISHたちにわざわざアナログは早替え衣装を着せるの、見てる側のワクワクをそそるな~~~!!!ってここでもさらに体温があがった。
んで、脱ぐのかと思ったら、次に変化するときも光に包まれるの!!
小さな予想と裏切りの連続でライブのテンションって上がっていくと思うんですが、まさにここの衣装はそういう小さな予想と予感、その裏切り(予想を超えるパフォーマンス)に圧倒されて。
しかも本当に歌詞がいい。
アイドルって、感謝のこだまがエネルギーというか。
こんなに輝いてくれて、アイドルでいてくれてありがとうっていうファンの気持ちと、俺たちを応援してくれてありがとうってアイドルの気持ち。この交叉。
これはどのグループで見てもいい。
みんな表情がいいです。
何より旅の終わりは始まり、そして無限大。
これからも、「永遠」なんて約束できる間柄じゃないし、アイドルでい続けることも、ファンでい続けることも、とてももろい営みだけど、それでも始まって続いて行って、これから先も君と一緒にいたいっていう切実な思い。
劇場で見てくれ~~~
・エンドロール
これで終了。
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ここで既に1万字を越えているので、誰も読んでない気がしますが、謎の感想文でした。
実は、書いていないことがあって、それは、初回で私が見たときに「ここでいつもの嵐コンや、えびコンならこんなことがあるなぁ。でも二次元だからな。」みたいな舐めた感想を抱いていたんですが、ほんとすみませんでした!
私が何を書いていないのかを、こんなネタバレ満載なのに!?っていう人、あの、本当に映画見に行ってください....。
是非、ほんと、劇場に行ってくれ......。
だって、他のグループのライブに軽率に行ってみたいな~と思いつつ、チケット取るのも大変だし、本命さんたちの座席が~~とか、そもそも最低7000円するからちょっとしんどいな~~とかその日は予定が~~~とかあるじゃないですか。
うたプリスターリッシュツアーズなら、映画館で自分の都合のいいタイミングを選んで!2000円弱で楽しめます!!
マジでジャニーズ系のアイドルを推してきた人は楽しいと思う。ジャニーズ系だと主語大きいかな....嵐とかA.B.C-Zを推してきた私としては大変楽しかったです。
そもそも半分沼に脚を突っ込んだ状態で見たから楽しいんだろうけど、そうじゃなくても楽しかったと思う。
それに、私は1週間でどうにかアニメを見切っただけで、ST☆RISHと歴史を共有していない。
私は彼らのことを何も知らないし、彼らとファンが積み重ねてきた時間を知らない。
できたのは、自分の経験に照らし合わせて、想像するだけ。
それでも、なんていうのかな、ST☆RISHって「アイドル」だな~~って思うし、だからこそ「アイドルを好きってこんなに楽しいことだな」っていう新鮮な感情を思い出させてくれるアイドルなので、何らかのアイドルを推したことある人は行ってみるといいと思う。それが言いたくてここまで書きました。
「音楽は世界を変える」って、アイドルが好きな経験がある人なら、知っているでしょ。
そういう人は楽しいと思います。
私は本当に楽しかった。
そして、何より、私とST☆RISHの旅は、始まったばかり。
今日も先輩ファンたちのツイートや考察をたくさん見て、嵐や他のグループからの推測じゃない、ST☆RISHとそのファン独自の歴史に思いを馳せていました。
私がこんな風に「今」ST☆RISHにハマれたのは、「今」の私だからこそ。
10年以上うたプリを支えたすべての方々に感謝をしつつ、私は「今」からうたプリとの、ST☆RISHとの旅を始めたい。
旅の始まりです。