LOVE!LIFE!ENJOY!

好きなものなんでも書く場所になってます

愛に限界はなくて1000%を超えられるんだから、たくさん宝物を見つけようよ(スタトレ感想)

 

もうブログのタイトルが厄介オタク.........笑

 

 

ということで、2023年11月25日と26日にセキスイハイムスーパーアリーナで開催されたST☆RISH LIVE STAR TREASURE-SUNSHINE-の感想記事です。

25日は現地、26日はライビュでお邪魔しました。

 

湿度がどんどん高くなる弊ブログ、スタツア沼落ちのカラッとした感じがなくなってジメジメしております。たぶん。

途中、とんでもなくハイテンションにもなるけども!

 

 

新規の自分にジメジメする資格はないんじゃないか、と思わなくもない(だって「10年以上ST☆RISHやってると」&「10年以上ST☆RISHのファンやってると」の皆さんにとって一番大切な時間のはずだから)のだけど、愛するのに資格もクソもないだろうと開き直って、己の興奮とエモを書いております。ご了承ください。

 

 

以下、スタツア新規初のキャストライブ参加の感想で、細かいレポはない!(重要)他の人を当たってください!あと、唐突に自分語り入るかも!

細かいことが気にならない人向けで、細かい内容は特にないが感想を残しておきたいオタクのブログです。(※私が、嵐を通過してきたオタクなので一瞬、嵐の話が入ります。)

情緒がぐちゃぐちゃです。

 

 

もう一度言うけど、細かいレポないです!マジで知らんどっかのオタクの感想だからね!!!

 

 

 

=====

 

 

 

何が起きていた…!?

 

わからん。なんだこれ、これ……この……知らない体験!!!!???

ST☆RISHのライブ、そうだね。

声優のライブ、そうだね。

イタコ集団、うん、わかる。

 

し、それ全部だよね!!?みたいな!!??

 

何……何……

えっ、知らない……知らないけど、楽しかったことだけはわかる。

そして、何より、忘れたくなかったことが、私の愛したものが間違いなくあった。

 

 

私が今回、神宮寺スーパーアリーナ(セキスイハイムスーパーアリーナ)で経験したことが「どういうことだったのか」は、もう少し時間をかけてかみ砕かないとわからない。DVDを通じてプリライがどういうものなのかを知っていたけれど、でも足を運んでみないとわからないことが沢山あった......。それは今もわからないままなので、いつか言葉にできる日が来たら、言葉にしたい。

 

 

一方で、わかっていることも沢山あるから、わかっていることを書いて行こうと思う。

どんなにわかっていても、時間が経つと忘れてしまったり、一時の感情で全部捨て去ってしまったりしたくなることもあるものだから。

 

 

だから、大切で大好きでたまらないものを、ちゃんと箱から取り出して、手入れをしてあげるみたいに、当たり前にわかっていることを言葉にしたい。

「アイドル」なんて、「私の好きなもの」なんて、と、結構簡単に見失いそうになってしまうものだから。

 

 

と、いうか、まさに"Treasure"を、心の奥底にある小箱から取り出して、優しく手入れするみたいな気持ちになったんだよ。

大好き。大好きなものが全部あった。

初めてスタツア見たときも「ここには全部があるな!!!???」と思ったけど、スタトレも同じように全部があったな......。

 

 

ということで(冒頭からオタク情緒全開文章ですが)私が仙台の地で見つけた「宝物」をひとつひとつご紹介する形で感想に代えたい。

 

 

「声」「歌と仲間」「時間」という宝物に出会いました。

 

 

 

 

1.「声」

 

ST☆RISHコール楽しい........!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

公演前、おもむろに始まるスタリコール!

........大好きな人たちが、舞台裏にいるってわかってて「届け!」と思って出す声って、本当にいいですね......。

コロナ禍を経ての声を出せる喜びっていうのもそうだけど、こう...声ってやっぱり聴かれて意味があるので、本気で「届け~~~!!こっちはもう準備できてるぞ~~~~~!!!!!」の気持ちで出す声が本当によかった。

 

 

って、ことは私は、後ろに「プリンス」がいるつもりで声だししてたのか笑

自分でもスタンスがわからないまま、衝動に身を任せてコールしていたんですけど、すごく「届け!聞こえろ!」と思って出す声って久しぶりで、たまらない気持ちになりました。

 

 

それに、声援って誰かを「アイドル」にする魔法だと思ってるから!

投げキッスなんて普通の場所でやったらちょっと変な人だけど、あの場でして、「キャー」と言うからこそ、成立する側面がある。

そうやって、声援の力でただの少年を「アイドル」にできるのなら、声優おじさんも「アイドル」にできる!

私(たち)とキャスト陣で作り出すある種の”共同幻覚”のトリガーとしての「声」だったのかもしれないな......。

 

それこそ、リピセシル√で唇は、歌うし詠唱するしで大切な場所だから、Kissで契約するんだけど、なんかこの声出しをしてる中で、本当に「声」って魔法なんだな、とか思っちゃった。

同時に「歌」も魔法で、、、、Kissよりすごい音楽だね!!!(全部まとめた顔)(何の話?)

 

 

本編終了後のST☆RISHコールもたまらなかった!!!!

 

本編前は、みんな喉が慣れてないからいい声出せないんだけど、公演そのものが発声練習になってアンコールってとんでもない声出るんだよね!この感覚!!久しぶり!!!

そして、愛おしかった。

ST☆RISH”っていう言葉が大好きで、そこに沢山の「大好き」を込めて声を出せることが本当に幸せで。ずっとコールしてたい......。

愛が降り積もるみたいに、コールが重なって重なって、”ST☆RISH”って叫ぶたびに全身に愛が行き渡って私は「プリンセス」になれたし、きっと”彼ら”も「プリンス」になる。

 

グループ名を呼んでいるだけで本当に幸せだった.......。

多幸感...........。

 

 

公演中も、沢山コールし所があって、「ライブは見に行くんじゃない!やりに行くんだ!」精神でC&Rするのが大好きだったことを、改めて「大好き」と思い直せるような時間になりました。

タツアは、もう何回も何回もシミュレーション済みだっただけあって、身体が勝手にコールし出す仕様だった笑

なので、不安だったSnow Balladの詠唱もバッチリだった!スタツア通いの「圧」を感じて最高だったよ......。冒頭1音で入れる猛者のみなさん。

 

 

そうやって、自分で自分を騙す......というか、声を出すってやっぱり「魔法」だからかな、笑 すごいスムーズに「音也~~~~~~~~!!!!!!」とか叫べた!笑

びっくりしちゃったよ。声優さんだよ!?目の前にいるの。

もちろん、声優さん自身の素晴らしいパフォーマンスや立ち振る舞い、演出の効果もあるのだけど、こう、、、あの場を全員で「作る」っていうのが、本当に楽しいし、たまらないし、そういうのが大好き.....と。

 

だから、神宮寺スーパーアリーナにはそういう愛のパワーが満ちていて、寺島さんと鈴村さんが目線を合わせるたびに「......!!!!!」ってなったり、「下手にAクラス集合してる~~!!」ってなったり、、、なんなんでしょう.......この感覚?

異様にスタツアの解像度が上がった気がするもん。

(「わかる」声のパワーの話から急に「わからない」の話になってる!)

真斗くんの曲が始まる前の静寂も、音也くんが大サビ前に息を吸う音も、なっちゃんがライブ中テンション上がって「あはっ」って笑っちゃう瞬間も。全部全部「あああああああ!!!!!!あった!!!!!!!!!」みたいになるの、なんなんだ!?

なっちゃんは天性の感覚でこうやってアドリブいれながら歌うんだろうなぁ~とかなるの、何!?何が”視える”の!?

オトヤ~~~!って走るセシルちゃんも、急に真斗に走ってこられるレンも、HAYATOのファンサしてくれるトキヤも。全部”視えた”のなんなんだ.......。

 

 

確かに目の前にいるのは声優さんで、ただ確かに、瞬間的に頭の中で変換されるものがあったな...。うわ~~~~~親友~~~~!!!!!ハート作った!!わ!音也くん話しかけてる!!!とか、うおおおおおAクラス!!!やっぱAクラス並んでるのいいなぁ!!!とか、すごい興奮した。改めて自分って親友組とAクラスがゆるくじゃれてるのが好きなんだと実感した......。

 

目の前にいるのは、声優さんなんだけどね。(繰り返し)

 

 

多分、そういう認識を可能にする一つの力が「声」と、そしてライブの非日常感という私の「知ってる」「わかってる」パワーだったな......。私はその「声援のパワー」が大好きだし、それをST☆RISHのライブで体験できて幸せ......。

やっぱり声って魔法なんだよ。

 

ま、無詠唱で音也召喚してる寺島さんがいたけども。

(「すっごいマサらしい挨拶だったね~!」)

(「じゃあ何してるの?」)

 

 

 

 

2.「歌と仲間」

 

うたの☆プリンスさまっ♪~~~~~~~~~~!!!!!!!

 

 

天才かよ、コンテンツ名。

 

アニメ見ても、ゲームやってても、「歌」の持つ力を全力で信じて物語を紡いできたうたプリですが、いやぁ......!!!!「歌の力」!!!!!!!

 

元々、私は1ミリも音楽をやってなくて、音楽の授業(義務教育)しか受けていないので、正直に言ってあんまり「このハーモニーがたまらない」「この響きは奇跡です」みたいなうたプリにおける「歌の力」を、自分自身で体験したことはなく、まぁ、すごく大きな感情の動きの比喩として読んでいたんです。

 

が、しかし。

 

目の当たりにしてしまったよ!!!奇跡のハーモニーってやつを!!!!!!

 

 

アコースティックコーナー、はちゃめちゃに良かった......。

「あぁ...これか......」ってド素人の私にも、春歌ちゃんが、7人が、「7人になるしかない!」とあのキャンプ場みたいな所で感じた”奇跡のハーモニー”を体感させてもらっちゃった......。これを聞いたら「こんな出会い、二度とありません!」って思うよ。そうだよ......。

これを聞いたら、芸能界で絶対的な権力を持つ社長に逆らうよ。彼ら自身も「サオトメ!聞かなければ一生後悔します~~~~~!!!!」と自信を持って言える。

 

はっ..........これが......ハッピーパルス.....!!!!????

 

 

マジでアコースティックコーナーの「理解させ」(わからせ)がすごい。

「ハッピーパルス」を「理解させ」ちまうパワーがある.........(呆然)

 

 

あんなんアニメの表現だと思うやん。あんなんフィクションの「ご都合」だと思うやん。違うんだよ!!!!!!(大声)

七人のハーモニーを聞け!!!!!!!!!!!そこにすべての「答え」があるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

みんなあの「ハ~~ン」って声だしながらフワフワ浮かぶハート食らったときの顔になってたもん!

嘘じゃないもん!ハッピーパルスあるもん!!!!!

 

そりゃあシャイニーも「い~~つまでも聞いていたくなります」って言うわな。ハッピーパルスがえぐい。

 

 

こんなに歌に説得力が”ガチ”である「うたのプリンスさまっ♪」凄すぎる。

看板に偽りなしにもほどがある。

 

 

何より、これまた「アニメかよ!!」とツッコみたくなるレベルで、歌ってみたら「自分たちのハーモニーってめっちゃヤバイ」という事実をキャスト自身、”彼ら自身”が感じているのが、もう表情や身振りの全部から伝わったし、実際MCでも「ニヤニヤしちゃう」「にこにこね」というやり取りをせずにはいられない様子で!!!!

舞台裏の春歌ちゃんもきっと興奮したよね!!!!(妄想)(世界線と意識の混濁)

 

 

歌ってこんな力があるんだ。実際に歌ってみて、こんなに目の前の人たちが「俺たちのハーモニーやばい」を実感してる姿、マジLOVE2000%以外で見たことないんだが!!??それを地で行くスタリおじさん!!???見てるこっちもハッピーパルスがガンキマりだよ!!!!!あまりに「歌の力」がノンフィクション!!

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪」というコンテンツのライブで、こんな「歌の力」を体験させてもらえて、もう震えるしかなかった......。

それは単に技術が高いとか上手いとか”完璧”だとかそういうことじゃなくて、まさに人と人の繋がりを体現するようなメロディ。心と心の触れ合いを、今この瞬間を共に過ごせる喜びを形にしたハーモニー。

あああああ!これか!!!これだったのか!!!!とド素人にわからせる歌のパワーが最高だった......。(もうずっと同じ話)

アコースティックコーナーはMC込みで”歌”みたいなところあったから。

 

 

それにしても、アコースティックアーティストの素晴らしい音色を聞いて!と言わんばかりに、耳に手を当てる仕草をする寺島さんが本当に素敵だった...。

あとはもう、声優さん同士で目を合わせているところから、容易にプリンスたちの姿を想像できてしまって(だからこれはなんなんだ??)それにもたまらなく萌えていた....。

 

そんでもって宮野さん!!!!

トキヤをしばしば降臨させながら「歌いたいんです......!!」って言ってたの、「歌」を聞いた後だから異様な説得力があった。

宮野さん自身、おひとりで音楽活動を含めて幅広く活躍されている中で、仲間で歌う意味をお話されていたけど、その理由はまさにあのハーモニーにあるよな!と。

 

そして、宮野さんがトキヤをしばしば降ろしながら、そう語るのが余計に良くて。

アニメ1000%で、一番上手に歌えるとかもうそういうことじゃなくてみなさんと歌いたいんです、と話した時に、どれだけ想像力を働かせてもきっとスタツアみたいな未来が、明確にトキヤ自身に見えていた訳ではないはず。でも、歩んだ先でスタツアみたいな未来があって、そして彼は今も七人で歌うことに意味を見出し続けているんだろうな、なんて。少し重ね過ぎかな?

なんていうのかな......「まさに人と人の繋がりを体現するようなメロディ。心と心の触れ合いを、今この瞬間を共に過ごせる喜びを形にしたハーモニー。」というものを私も知ってしまったからこそ、完璧に歌えるトキヤが、グループを選んだことをやっと理解できた気がした。

そういう「歌」と、トキヤに寄り添う宮野さんのMCだった。

 

 

「歌」は、美しいとか、上手とか、それだけじゃなくて、複数人で歌うと、言葉以上に雄弁なことがあるからこそ、私は「グループアイドル」に惹かれるんだろうな......。

アコースティックコーナーは、そりゃあもうとんでもなく歌が「上手い」ことはもちろんなんだけど、それ以上に心と心が触れ合うようなグループアイドルの「歌」の良さを、感じられる最高な時間だった。

 

 

なお、各ソロ曲も素晴らしい歌でした......!
個人的には、やっぱりHOLY KNIGHT、激アツだった.....。言葉一つ一つを大事に、届け!と願うように歌う様子に、鈴村さんに感謝が止まりません。

ただでさえ、うたプリの曲は、彼らが歌詞を書いているので、言葉としてとても多くの事を語っている。それでも単に詩の朗読ではなく「歌」でなければならないのは、「歌」の表現の可能性を信じているから。

そんなプリンスたちの、真斗くんの思いを受け取って、表現してくださる鈴村さん......!!ありがとうございます!!!!!!!!

 

 

 

3.「時間」

3-① プリンスたちの「時間」

私がアイドルに求めていると同時に、絶対に不可能だと理解していることとして「共に生き、共に老いたい」があって。(急に重い話)

 

 

だからこそ、時に「人生の旅」と言うように、人生という時間の流れと重ねられる「旅」というコンセプトをスタツアが選んだことは、天才だと思っているし、そこが刺さって仕方なくて沼落ちしたみたいな所がある。

 

で、そのスタツアをベースとしたキャストライブであるところのスタトレも、「旅」と「時間の流れ」を感じられてたまらなく好きだった。

 

これは、私の解釈だけど(そしてやや無理があることを承知で)、ソロアルバム曲は各メンバーの2019年段階での「集大成」の曲。これをやることは、2019年までの”彼ら”の人生の旅の到達点を示すようなものだと思う。

(「LIVE START!!!!!!!」でI am Here.が間なしで始まったの、どう考えても殺人的な威力があった。)
(なお、衝撃と狂いでI am Here.二番でペンライト握る手が痙攣して「んああああ振れない!!!???握れない!!!???」となったの思い出過ぎる。こんな経験初めてだった。あとI am Here.で5席くらい隣の音也担が冒頭30秒くらい地蔵になったあと急に床を踏み鳴らし始めたからか周囲の床が揺れたのが最高だった。ここは大阪ドームか!?みたいなw オケハロでも床揺れてた。)

 

 

さらに、2000%やアコースティックコーナーでの夢追い人やサンキュで、グループとしても歩んで来た道を示す。何よりも「奇跡のハーモニー」を響かせられることそのものが、「歩んで来た道」以外の何物でもない訳で。

 

で、その真ん中に「旅の始まり~総集編~」が入る。2019年と2022年を繋ぐような場所に総集編が入って、「集大成」という旅の行きついたところは、また「旅の始まり」。

(もちろん、この映像は着替えの都合等々があることは十分承知ですが。)

 

そして、「今」につながるスタツア曲たちへとブリッジされる構成が見事だ~~~~~!!!と一日目に宿で気づいてジタバタしておりました。

 

しかも、その総集編がアニメの総集編なら台詞入りでただダイジェストにすればいいのに、BGMになっていた所もうたプリらしくてニクいな~~~!!とテンション爆上がりでした!(迷子のところめちゃ大げさだったのはちょっと笑ったけど。)

冒頭の音也くんがタクシー乗ってるところで、BRAND NEW MELODYの音がして(合ってるよね!!??)、余計に感動しちゃった。BNMってアニメ軸で春歌ちゃんが最初に作る曲で、そこに学生だった音也くんが「未来が今日に重なるよう」って歌詞を書く。もちろん、この段階では「未来が今日に重なるよう」っていうのは、恋愛の文脈だったけど、なんだかアニメのうたプリを考えた時に、この歌詞はそれだけの意味にはとどまらない気がしています。

 

なんというか、音也くんが想像もできなかったような未来が、あのメロディを紡いだ日に繋がっている。想像もできなかったけど、でも、確かに音也くんが「重なるよう」と願ったからこそ、やって来た未来があって。

それが「旅の始まり」の総集編でも冒頭で響き、さらにスタトレでも響いたことで、なんていうのかな........このライブも、とんでもない未来に重なるんだろうな、と思えた音でした。

 

音が鳴って、世界線とか、時間とかを超えながら、どんどん繋がって、旅が続いていく。そういう「うたプリらしさ」が、時間を重ねたことで発揮されてる瞬間だ~~~!!っていう。

 

なお、春歌ちゃんが映ったのも個人的には大興奮!

春歌ちゃんにメロディが響く瞬間だけはBGMが静かになって、春歌ちゃんの世界だけの音として私たちには「聞こえない」のもほんの僅かな瞬間だけどもニクい!と感激でした。

 

 

3-② キャストたちの「時間」

 

そんな風にセトリが語る「時間」と「歴史」がある中で、キャスト自身が「時間」を噛みしめていたのも.....最高で........(語彙力)

 

下野さん「もう10年以上ST☆RISHやってるから」

 

初日キラーフレーズで、ネタみたいにされていたけど、本当にすらっと出たのがすごいことですよね。だって、事実としては「声優としてうたプリという作品には10年以上関わっているから」という話なんだけど、そうじゃなくて「10年以上ST☆RISHやってるから」という言葉がサッと出てくること自体がすべてを物語っている。

 

この言葉には、自分がST☆RISHを作ってきたという「自負」と「誇り」もあるし、さらに仲間に対する「信頼」もあるし。

なんていうか........私はグループアイドル大好きマンなので、ここである程度年月を重ねたグループアイドルからしかすすれない栄養を摂取できると思ってなくて、うおおおおおおおおめちゃくちゃ高カロリーなトークがいきなり!!??と大興奮だった...。

 

で、

二日目の「還暦になってもずっと」話、ね。

 

グループアイドルからしかすすれない栄養出ちゃってるが!!!????と終始刺さりっぱなしでした...。

 

 

っていうか、急に嵐の話して申し訳ないんだけど(他の話苦手な人は飛ばして?)私は2013年6月30日嵐のワクワク学校東京ドーム夜公演の亡霊なんですよ。

ちょうど10年前、「赤いスケスケのちゃんちゃんこで還暦を」っていう話をする場面(10年後の自分へビデオメッセージを残す企画)があって、当時、結構純粋にそれを信じてた。(※スケスケなのは、嵐のMステのデビュー衣装がスケスケだからです。)

 

それから10年経った2023年、嵐は活動休止していて、少なくとも当該VTRを五人揃って東京ドームで見ることは叶わなかった。そして、多分ちゃんちゃんこをファンの前で着てくれることはないんだろうな。まぁ、わかっていた話だけど。

 

 

でもね、大事なのは、叶うか叶わないかじゃなくて、願うか願わないかなんだと思う。

だって、そう願うほど、「仲間」といることが楽しくて、しかもメンバーカラーなんていう「アイドル」として割り当てられた色を纏いたいと思うほど「ステージ」に魅了されていて、「アイドル」でいたいと願ってくれている証拠じゃん。

還暦なんて、永遠先の話じゃないけれど、不確実な世界で、10年以上先の話をするのは、それって「永遠」の話をしてるよ。

 

 

それを、2023年に、5人はもう一緒にステージに立ってないけど、私が新たに出会った7人が、7人の声優さんが、そう願う.....ステージでの永遠を願う瞬間を見れて、私はファンとして幸せだった。

 

ずっとスタリを応援してきた人にとっては、この話は気分が悪いかもしれないけど、確かに私は「救われた」って思っちゃった。

2023年、見れないと諦めた景色を、別の形で救い上げてもらった、みたいなさ。

 

 

 

 

 

ここまで「声優おじさん演じるグループアイドルのキャストライブから、グループアイドルからしか得られない栄養が得られるんだ!?」みたいな驚き方してはいるものの、谷山さんがMCでおっしゃっていたように、いわば偶然キャスティングされた「だけ」の人たちが、後にその出会いを「運命的」と呼べるような関係に育てていくのって、それって私の好きなグループアイドルの物語そのものじゃない!!!???そういうこと!!??だからこの味がするのか!!!???

 

あくまでキャストライブでありながら、やっぱりアイドルの味がする。

それは、偶然の出会いを運命に変えるような時間の積み重ねがあって、それをキャスト自身が、いや、言わば"彼ら”自身が感じているからこそ、あの空間は幸せが溢れていたし、またその幸せが「未来」に繋がっていると確信できた。

 

 

 

あと時間の産んだ魔法としては、紀章さんレボリューション!

(勝手に命名

 

なんか.......なんか............谷山紀章さんによる四ノ宮那月さんのパフォーマンス最高だったんだが!!!??????

 

何????

なんかわからないけど、見てて涙出て来た....。

それこそ、はなまるとボナペティって比較的明るい曲だと思うんですけど、とんでもねぇエモが襲ってきた.......。

 

多分、そこには四ノ宮さんと紀章さんのヒストリーが影響してる......はず。

 

そもそも、紀章さん、そもそもはちゃめちゃにかっこいいじゃないですか!!!!!!!!!!(大声)

常に脚をバレエのポジションでいうところの一番みたいに外側に開いていて、それでいて重心をセンターに置かないで、必ず角度をつけたり、クロスさせて立ってるから「カリスマ性」がとんでもない!!!!

そういうカリスマ性と男の色気がとんでもない人が、那月くんと心を通わせつつ、彼がこの曲でしたい表現ってなんだろうと考えた末に、ああいうパフォーマンスになって、セクシー可愛いかっこいいカリスマみたいになっててそんなん狂うわ!!!!と。

狂う理由しかない!!!!!!!ずるい!!!!!!!!!!!!

 

しかも、この谷山紀章さんにはこのうたプリのライブでしか出会えない訳でしょう?たまらないよ......。

 

目からの刺激が「可愛い!!」「かっこいい!!」「せくしー!!」「カリスマ!!!」なのに、耳から「美声!!」「僕のだっこがデザート!!!!???」ってなるし、脳は「この谷山と那月のヒストリーは絶対ヤバイ...」とエモを受信するしで、今世紀最大の狂いポイントを獲得しました.......。

 

思わず字も大きくするわ。谷山紀章と四ノ宮那月、ここで時を重ねて起こすレボリューション......。

 

いや~~~~~那月曲、たまらん"狂い"を、キャストライブならではの味で体験できて、そこには明らかに時間の流れがスパイスになっててたまらなかったな~~~~~~~!!!!!!!

 

 

 

3-③ オタクたちの「時間」

 

そういう、うたプリの「物語」に内在的な時間の流れ(アニメシリーズや、楽曲を通じたプリンス自身の成長)があり、キャスト達が感じている時間の流れがあり、そして、やっぱり欠かせないのが「私(たち)」の時間の流れ。

START OURSですよ。自分で言うのもアレだけど、「始まりはいつも君と一緒に」だからね。

 

 

いや~~~~~~~~~もうずっとSNSに感想が流れてきてどれも本当に素敵だけど、実はみんなSNSに書けない感想あるでしょ!!!???

めっちゃ聞きたい!先輩プリンセスのみなさんのSNSに書けないほど極私的で、「その人だけ」の感想が。極私的だからこそ、聞けないんだけどね。

キャストたちが感激するたびに、きっとここには、「その人だけ」の思い出、誰にも共有できない思いを抱えながら泣いてる人がたくさんいるんだろうな、と思いながら会場をちょっと見渡したりもした。

 

私ですら、ここに書かないものがブワッと溢れてしまうような言葉とメロディにたくさん触れるライブだった。

そもそもうたプリの音楽と言葉が、人間の心の柔らかい部分に触れるものなのに、あんな素敵な歌声とパフォーマンスを見たら、なんかこう~~~~~~~きっと人生の旅のどこかの瞬間が頭をよぎった人もいたんじゃないのかな、少なくとも私はそうだった。

 

それは、「共感」しようがないもの。「いいね」しようがないもので、誰とも分かちあえない、自分の人生は自分でやっていくしかないけど、音楽だけは傍にいてくれた。一人で歩く人生に、音楽とそれを歌うアイドルが心理的に(物理的にはステージや、違う世界線にいたとしても)一緒にいてくれた。

そういうこう、オタ活だけじゃなくて、人生歴戦の人間たちがあの神宮寺スーパーアリーナ(セキスイハイムスーパーアリーナ)に集って、同じ音楽聞いて、感動して、声を合わせて歌えたね、っていう感動が詰まっていたよ.......(伝われ)

 

 

話せないこと、話したら泣いちゃうこと、それぞれ持ってるけど、今日はST☆RISHと巡り会えた奇跡を感じて、共に歌おう!っていう空間が、コーレスや歌声で作られたのはもちろん、プリンスと歩んだ時間の力によって生まれている気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、長くなってしまった......(いつものことだけど、ここまで読んだ人がいればありがとうございます。)

 

とにかく、忘れそうで忘れたくなかった、わたしの大好きで大切にしたいTreasureが沢山詰まったライブでした。

今年は「アイドルを応援するってなんだろう」と考え込む場面がたくさんあったから余計にね。

 

 

 

言い忘れたことと言えば、「自分、下野紘さんのファンだな」と自覚が生まれたことです。笑

 

私をうたプリに誘った直接のきっかけは、下野さんですよ。下野さんへの信頼なくして、わざわざアニメ本編を見たことないラジオ聞こうだなんて思わないし、笑

今まで下野さんのことを「わたしの人生のキーパーソン」なんて婉曲に表現してきたけど(それはなんとなくファンの方に失礼な気がして)いや~~~~~~~下野さん本当にめちゃくちゃ可愛いし、素敵な方で、、、、こんなヒィヒィ言わされることになるとは.......(遠い目)

下野さんによるほんのり照れながら(それでもアイドルとして必須の堂々たる様子は維持しながら)のSweet Kiss、マジでやばい......。下野さん~~~~~~(じたばた)

 

 

さらに、鈴村さんが下野さんのよちよち歩き動画をツイートしたことも、下野さんにおびき寄せられてラジオを聞くきっかけなので、本当に鈴村さんにも改めて大感謝。(うたプリ放送局からうたプリに入るタイプの新規。)

鈴村さん、歌うますぎ、話オモロすぎ、本当に大好きです。

鈴村さんと聖川さんのキメラみたいなのが喋ってる謎の時間、あれほんとオモロだった......。

 

このまま7人に感謝を述べたい所ですが、止まらなくなるので、私とうたプリを繋いでくれたお二人に大きな感謝を。そして、そのお二人の話術が、私をアニメへといざない、映画へと誘い、そしてゲームへと転がり込んで、マッハで沼落ちした先の仙台で再び(?)お二人にお会いできて、本当に光栄でした!!!!

 

 

 

 

 

タツアの感想を書いたとき「わたしのうたプリとの旅は始まったばかりだ!」と書いたけど、そこから約1年ちょっとで、仙台に辿りつきました。

まだまだ旅は続きます。

 

愛することは、世界を広げる冒険です。

今回も、キャストライブという初めての世界へと踏み込むことができました。

これまで何かを愛して得てきた無数の宝物を大事に心の中に抱えながら、どんどん愛して新しい世界で、新しい宝物を見つけて、旅を続けていきたい。

 

だって、愛は100%が限界じゃないから。

限界を超えて、1000%にも2000%にもなる!(寺島さんの口上が大天才)

そう教えてくれた音楽がある。

 

1000%以上に愛して恋して、星のように輝く無数の”宝物”を、これからも大好きなプリンスたちと探していきたい。

 

そう感じた、STAR TREASURE-SUNSHINE-でした!