人生初のゲームソフト「うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE」を終えて次に手に取った人生で2本目のゲームソフトは「うたの☆プリンスさまっ♪Amazing Aria & Sweet Serenade LOVE」!!!!
ということで、スタツア出ド新規(ゲームも初心者!)、AASSをSwitchでプレイするぞ~~~!!
まずは先に我慢できずに楽曲を聞いていた&順番的に...ということで音也√をプレイしたので、音也√の感想を書きます~!
相変わらずの勢い感想なので、なんでもどんと来い!の人が読んでくださいね。
音春ちゃんめっちゃかわいい~~の話をドシドシします。
後はトキヤとセシルが出てきます。
ざっくり以下こんな感じの話をしています。
・「大人になること」
・太陽と「時間」
・待て待て?エロ漫画か???
・音春ちゃん可愛い~~
・雑にセシル扱うの、イイな...
前半二つが真面目な話で、後半はふざけた話です、!
========
今回は、「虹色☆OVER DRIVE」を先に聞いていました。
というのもシャニライでプレイした時に
大人になること 最初は怖かった
空の色が変わる気がして
確かに変わったけど...なんか すげー青が広がった
っていう歌詞が耳に飛び込んできて、もう完全に心をつかまれた。
ああ!この曲全部聞きたい!!って思いが抑えられなくて、先に聞いて、あああああなんていい曲なんだろう!!!!って。
この歌詞が好きなのは、リピラブで音也くんが徹底的に「大人」に抵抗していたから。「アイドルに彼女がいちゃいけない」そりゃ商業的にはそうなのかもしれないけど納得できない!っていう思いで突き進んでいた人が、「プロ」になって、どんなふうにこの歌詞をつづるんだろうって、すっごく楽しみにしていた。
しかも、リピで音也くんが抵抗していた「大人」って、直接には”将来の事務所の社長”たる労働上の上司であると同時に、自分を孤独にした”親”その人でもある、その意味で「反抗期」でもあるし、その二つが重なってしまったがために「大人」全体に対する不信がなんとなく滲んでいるように思えて。
なんというか、これは私の経験的な感覚なのですが、15歳くらいまでは「自分は大人じゃない」って明確に認識できるけど、17歳くらいから「ああ、このまま自分は時間の流れによって”大人”の側に行ってしまう」って認識する瞬間がある気がして。
早乙女学園入学時が15歳だとすると、まさにAASSの音也くんはそういう「もうすぐ大人になる自分」が見えてくる時期であると同時に、学校を卒業して「プロ」になる時期である。
あんなに嫌っていた、反抗する対象だった”大人”がスッと身近に迫って来た時に、自分が”そっち側”に行くことが見えてきた時に、音也くんはどうするんだろうって。
そんなこんなで最初にプレイした音也√......
結論:最高でした!!!
実際、学園時代には暴走列車春歌大好き号だった音也くんが、冒頭にシャイニング早乙女に釘を刺された結果、「大切にするために距離を取る」を覚える。
アイドルに彼女がいるとやばい、ということも覚える。
が、結果的に音楽的にはスランプに陥る。
「君は確かに隣にいるのに、いないことになってる....。ねぇ、春歌。大人になるってどういうことなのかな。」(Episode3)
くう........17歳の自分に送りつけたいぜこのゲーム............。
こういう悩みに対して、結局どのエンドも「無理するのやめる!歌の中では春歌への愛を表現しまくる!」というところに落ち着く。
特に私が好きだったのは大恋愛エンドのかな~~りいかがわしいスチルを背景にしてのこの会話
「痛みも喜びも、全部。君と分かち合って...。それで、ひとつになりたい...いい?」
ああ、そうか。こうして、心と心を触れ合わせて...。そうしてみんな大人になっていくんだ。
明らかに肌と肌を触れ合わせているんだけど、まぁそれは置いておくとして、、、笑
「大人になること」は、距離を取ることじゃないって結論なのがすごく好き。
今回、音也√なのに、春ちゃんも音也くんも直情的じゃなくて、節度を保つこと、距離を取ること、を実践しようとする。
さらに、私的に一番刺さったのは音也くんが「嫌われるのが怖い」って言ったこと。
「二人の距離って難しいよね。本当はすごく抱きしめたかったのに...。嫌われるのが怖くてできなかった。」
「嫌われたらどうしよう」って、恋愛で「弱くなる」ことじゃないですか。
相手に嫌われたらもうだめだって、弱くなって、臆病になって、どんどん踏み出せなくなる。大胆でいられなくなる。
リピ音也√は、「恋愛で強くなる」の典型だったのに、ここで音也くんは「弱くなる」んだなって。
しかもこの「弱くなる」って、場合によっては「相手の気持ちを慮る」とか「節度を持って行動する」とか「大人な」と呼ばれる行為によって正当化することができる。
なんていうか、「恋愛で強くなる」と言えば聞こえがいいけど「恋愛で周りが見えなくなって無謀になる」と同じ意味。それと同じように「恋愛で弱くなる」は逆に「思慮深く行動する」とか「本当に相手のことを想うなら...」と言いかえることもできる。
だから、音也くんが恋愛で「弱くなる」そして音楽的にも「弱くなる」ことと「大人になること」が妙にリンクしているように思えて。
これに対して、エンドは、違う!!という。
それが似たような悩みを抱えてきた春ちゃんのモノローグに出ている。
心と心を触れ合わせることで「大人になる」というのは、「大人になる」ことが距離を取ることでも、嫌われるかもしれないと臆病になることでもないということ。
自分の気持ちに正直になって、真っすぐに愛すること。相手と心を通わせてコミュニケーションを取ることなんだって結論になる。
は~~~~~~~めちゃくちゃいい!!
だってフツー「大人になる」って言ったら、自分に嘘をついてでもやらなきゃいけないことをやったり、相手に踏み込みすぎないことだったり、そういうことじゃないですか。
でも音也くんは一回り回って(ここ大事)、もちろんソングステーションに乱入したりはしないんだけど、でも自分に正直でいることを改めて「選び直す」。
それが空の色が「確かに変わったけど すげー青が広がった」なんだなって。
そうやって愛することで、「青は広がる」んだなって。
もちろん直接的には、バクステエピで触れられてるような空と海の青。
早乙女学園で無茶してた青春の「青」じゃなくて、人目につかないように沖に行こうかってした先の「青」は、不自由に憶病に逃げ惑うことじゃなくて、広い世界に漕ぎ出して不安なときでも、確かに愛しい人が隣にいて、ちゃんと心を通わせていられると思えた青なんだな、と。
あと、真面目な話を先に済ませるので、真面目な話を続けると、Episode2で海に行くところ、大好きです!
まさに、今言ったみたいにその青空の話が大人になって見上げる青とつながるんだろうなって思うのはもちろんなんですが、海で一日過ごすその描写が好きで。まーじで好き。
「ほら見て、雲が流れてる...。空の色もさ、朝とは違うね。」
って朝との違いを感じているその感性、それを恋人に話す音也くんがスーパー好きなんですが、さらに時間が止まって欲しいねって話す春ちゃんに
「うん。でも...空の色が変わるみたいに、時間はどうしようもなく流れていく。だからこそ、今が愛おしいんだ...。っと!」
アニメ軸の彼の発言(特にマジレジェ)にもつながっていくような彼の「時間」観ってこういうところに出ていたんだなぁと知ることができて、ゲーム買ってよかった!!!を噛みしめました。
何より、今回この音也√をやって初めて気が付いたんですが、「時間」という字には「日」つまり「太陽」が二つも入ってるんですね。
今更ながら、初めて気が付きました。
「でも、夕日ってちょっと寂しいよね」って音也くんがボートの上で言うので、その時にそういえば「日時計」とかも太陽の動きで時の流れを示す......ん?んん?あー!!太陽ってそっかー!!みたいになった。
まさに春ちゃんのいうように「普段、意識しているようで、あまり感じない時の流れを音也くんといるとすごく感じる」のは、彼自身が太陽であるから、周りにいるひとはその彼の機微で時を感じるんだろうな。
同時に、音也くんは太陽にあこがれている(太陽にとって他者)という側面もあるから、どうしてもその距離が、彼を時間に敏感にさせるのかな。
太陽が「時間」にとって欠かせない以上、絶対に「時を止めることはできない」。地球は自転しながら太陽の周りをまわっている宇宙の摂理が時間。楽しい時間だからって、止めることはできないし、確実に年を取って、「大人」になっていく。
それは苦しいことだけど、でも同時に「夜明け」は必ず来る。「太陽はまた昇る」という時の流れもあるはずで。
アニメ軸でいうと、そうやって時間の流れを受け止めた彼が、またオケハロで「夜明け」を口にしているんだ........と感慨深くなりました。
(ちなみに、メモリアル「おじさんがくれたエレキ」で大きなステージでエレキをかき鳴らす夢、そこにおじさんがいる、って話をしてて、その夢は正夢になるよって言いたくなりました。つーか、そうかあの客席には絶対あの男いるんだよなぁ......。)
で、こっから真面目じゃない話しますね?
私、結構この海デートのくだりで感激してたんですよ、時間の流れも感じるし、ねぇ.......突然雨が降るまでは。
エロ漫画以外で見ないシチュエーションだな!!!??????
びっっっっくりした。
突然の雨でぬれて、上半身裸とほぼ下着すがたの男女が小屋で雨宿り????????
エロ漫画すぎん??????
「あの...さ。曲作ろうか。簡単に口ずさむだけでもいいから、そうすれば少しは気がまぎれるだろ。」
性欲をどうにかするために曲作ろ!って言ってるwwwwww
すごい、音楽的才能があるカップルにしかできない性欲の落ち着け方やってるけど大丈夫そ?愛を歌うために校則破るカップルがこの状況で曲作るのダイジョブそ??
さすがは早乙女学園を卒業して大人になろうともがいている一十木音也、ここで我慢するの偉い!!エロ漫画なら確実に我慢できないところを、我慢する!!!すごい!!!!!!!なんだろう......全然別のベクトルの感動があったもん.......ここのフラグ折れるのすごいよ、一十木音也!!!!!
頑張ろうと決めたら頑張れる男なんだね!!!!!
しかもその後、終電を逃すという二つ目の「エロ漫画か!」フラグが発生するにも関わらず、そこでも我慢する。偉いね。田舎にある国道沿いのあそこで休憩しようとか言い出さなかったの、偉い。偉いぞ!!!!(誰目線)
ちなみに、その前の段階でも「曲、ラフできたんだよね?」って話を音楽に逸らしてめちゃくちゃ可愛い春ちゃんを前にして性欲を落ち着けていたので、笑いました。音楽の話して性欲を落ち着けようね。
なんか、あの、「節度を保つ」の意味はいろいろあれど(前半に真面目な話として書いた側面はあるけど)、全体的にずーっと音也くんが性欲と戦ってる感もあって、かわいいな~~と思いました。
雑誌を読んで積極的になる春ちゃんが可愛すぎて、それは一十木音也じゃなくて私でも我慢できないが!!??みたいなめちゃ可愛ムーブをかましてくる春ちゃんを前にして、一十木音也さん、よくエンドまで耐えたと思います。
というか、乙女ゲー原作のありがたいところは好きなアイドルグループのメンバーそれぞれの性欲ランキング(公式)が存在する(しないけど)ところですよね.......。
ありがて~~~
くぅ~~~~ありがてぇ~~~~~~
性欲(公式)ありがてぇ.......。
あと、一十木音也さんのシンプルにすごいところはこんなにガツガツしてるのに、全体的にさわやかでかわいいトーンが崩れないところ!!
さわやかさは才能だわ.......。
音春ちゃんかわいすぎる~~~~!!!!!
それこそ、オレが恋のフレットを押さえて君がストロークってどんな?と思ってて。てっきりギターを挟んで向かい合って、ポロン...って鳴らしてみる、みたいな話なのかな?って思ってたんですよ。
あ――――後ろから抱きかかえればいいのね!!!
く―――ぅ...スーパーときめいてしまいました。音春ちゃん、かわいすぎる!!!!!!!!!!!(ごろんごろん)(悶え転がる音)
お風呂上りの牛乳を飲んでみたり、「彼女の料理!」って興奮したり、繰り出されるエピソードが可愛すぎて、こちとら糖分の過剰摂取で音春糖尿病になるかとおもったわ............(頭を抱えて)
友情エンドでもセシル=クップルだったとわかると「お風呂上りの姿とか、寝顔とか見放題だったってことかよ。ああもう、うらやましいっ!!じゃなくて悔しい!!」
素直でいいぞ―――!音也くん!!うらやましいよな!!!!!!
ワタシも春歌を抱きしめたい!オトヤずるいです!のセシルに対して「だって、彼氏なんだからっ。ねー春歌。」
ねー、春歌、可愛すぎる。なんだその一十木音也!!!!!!!かわいい!!!!!
名前変換機能の関係でここの「春歌」の音声が入ってないの悔しすぎる!!「ねー春歌(ゲロ甘あざとボイス)」聞かせろおおおおおおお!!!(暴動)
全体的に甘すぎて「甘――――――――――い!!!!!」(某芸人さん)って叫びながらプレイしていたので、引用したいところは山ほどあれど切りがないのでこの辺にしておきますね。
いやぁ......甘いしエロかった......。乙女ゲーって楽しいね(にっこり)
ちなみに、その他のところでは、恋愛エンドで「昔の一ノ瀬さんみたいです」って言われて正確に言われていることを理解してスランプを乗り越える音也くん、トキヤ理解が正確かつ深くてさっすが―――!となりました。
ここでベランダ飛び越えてくるのも、めちゃくちゃキュンとしたな~~!!
バックステージエピでトキヤ目線で、そんなに時間が経ってないのに、音也くんがいろんなことを考えていることにちょっと驚いている一ノ瀬さんがいますが、本当にこの二人はお互いがお互いをライバルとして認識し、成長を認め合うことでどんどん輝きが増している......。
あと、今回の音也√ではまさかのセシルが間男ポジで大興奮しちゃいました!!
まさかまさかあのアニメ軸ではホワホワの二人が女をめぐってバチバチするところが見れるなんて!!!!!!!!!!!天才かよ!!!!!!!
いつものことだけど(前作で学んだ)友情エンドが美味しすぎる。
まず、同じグループのメンバーだったらありえないくらいの雑さでセシルのことをあしらっている。
自分の歌の力量不足でセシルがクップルに戻ってるのに「ちぇ」って言ってるしwセシルのこと、カラオケの採点機能くらいにしか思ってないぞwww
「え...?うにゃにゃにゃじゃわかんないよ~」って全然猫に戻ったセシルの気持ちを考えないし、「こればっかりは譲れない!例えこいつが今は猫でも絶対無理!」って「こいつ」呼ばわり!!!
セシルに対して雑~な感じが出ていて、これはこれでめちゃ美味し~ってなりました。(まEpisode3で「愛島って...」みたいになってるんですが)
最終的にひっかいたり物理で春歌を取り合っていて、こんなバチバチしたこの二人が見れるなんて~~~~~!!!ゲーム軸~~~!!!!いぇ~~~い!!!と大変盛り上がりました。ありがとう、世界。とりあえず世界と宇宙に感謝したくなるレベルです。
ということで、音也√楽しかった~~~~~~!!!
エロくてかわいくて応援したくなる。
大恋愛エンドの虹色☆OVER DRIVEに「好き好き!好きだー!キスしよう」って台詞が入ってるのも含めて、ゲーム前よりもず――――っと虹色☆OVER DRIVEが好きになりました!
以上、AASS音也√感想でした!
〔余談〕
ちなみに、リピ音也√も今回もキーワードの一つに「自分らしさ」があるはずなんです。
ずっと無視して拾えていないなーとは思っているのですが......。
これがトキヤ√と那月√に出てくるのはわかる。
でも、私は音也くんの中で一体何がそんなに「自分らしさ」に引っかかっているのかがあんまりわからない。だってめちゃくちゃ自分がある人だし偽ることが苦手な人だから。
でも、何か......何かあるはずなんです。
たぶん、感情的に歌うことが「自分らしい」とかっていう音楽的な自分のスタイルっていう以上に、彼が「自分らしさ」に込めている何かが。
これが私の次回作までの宿題です。
でももしかしたら私には一生わからないのかもしれない。
私の持っているものではそこに迫れないのかもしれない。
というか実は、七海春歌ですらも、あんまりそこに入れてないんじゃないかという気もしてきて。
彼の恋は、セッションしているし歌になっているけど、溶け合ってない気がして。
ま、このへんは分からなかったところメモです。
Debutは辛い、と聞いていますが、必ずや。