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I proud of you

 

櫻井翔さん、入所記念日おめでとうございます!

 

 

何度この日を迎えたって、やっぱ、あなたがこの道を選び、選び続け、そして「悪くは無いって思えるところまで来た」と話したことは奇跡だし、神様そして貴方自身にいくら感謝を言っても感謝し足りないなと思います。

 

10周年あたりのドル誌のインタビューで、あなたのアニバーサリーな日は?にこの日を挙げていたことが忘れられません。

結成日よりデビュー日を、そしてわざわざこの日をチョイスする貴方の真意を当時は、、そして正確には今も分からずにいます。

ただ、なんとなく、その後の人生の決め手になったと思わずにはいられない日なのだろうなと思います。

 

 

 

私は今、大学で性差別を始めとした差別に抗う、不当な構造に抗う活動に関わっています。

私の仲間は、翔くんが「大学には人に逢いに行くんだよ」と話していたように、今まで出会ったことの無いタイプで、賢くて面白くて、ああ進学してよかったなぁと思うような人です。

彼らから「ジャニオタとして、ジャニーズ事務所を始めとするタレントの自主性を制限する、あるいは人間を人間でないものにして搾取する構造を生み出している産業構造に加担していることを貴方自身は自分の思想的立場からどう説明するのか?」という問を投げられました。

(彼らが問題にしているのはあくまでタレント個人でなく構造です)

 

「私はずっと、社会問題に口を出す海外アーティストで育ったからアイドルなんて意味不明だし、すごく抑圧的だから無くなればいいと思ってる」とまで言われました。

 

 

私、答えられなかった。

 

論理整合的なことは何も言えなかった。

 

その飲み会で私が答えたことは、「いくら翔くんが選んできたとはいえ、無数にあっただろう『ふつう』の人生の選択肢に勝手に思いを馳せてそっちの方が幸せだったんじゃ……?と思わないことはない」ということと、逆に「あそこまでの大衆の欲望を一身に受けることの引き換えと言わざるを得ない偶像であるための努力は必要だろう」ということと、「みんなが思ってるよりは主体的だしクリエイティブだし意見を言うよ」って話。

 

ただ、ここでの問題は最早翔くん個人や私個人じゃなくてそれらが飲み込まれている構造の話。

それを正当化できるものなんてない。個人の経験をいくら語ったところで。

 

 

それでも私は語り続けた。

ZEROが無ければ私にとって政治も法律も社会問題もどーーーーでもいいことだったこと。

翔くんがいたから、彼の話していること、考えてることが知りたいからここまで勉強出来たこと。

彼らはニコニコして社会問題なんかに何一つ口を出さなそうな顔をして、表立ってでも裏でも、パフォーマンスでもお金でも、いろんなことを言っていて、それに影響を受けるオタクがいるってこと。

 

 

 

そして私は、アイドルという仕事の必然的な非人間性に命を燃やす人間としてのアイドルが好きだってこと。

 

 

 

家に帰って、なんだか私は泣いてしまった。

ジャニーズなんか無くなればいい、にちゃんと反論できなかったこと、そしてその言葉に傷ついたことで泣いたんだと思う。

 

私はずっとジャニオタだったし、てかまぁ嵐ファンだし、気持ちよくファンを続けるために目をつぶってきたことがあるから、産業構造が抑圧的なのは推測から理解出来ても具体的には想像できない/しようとできない。

 

 

 

もう、もうもう、翔くんが好きだとしか言えない。

頭が働かない。

自己批判とかできない。

 

 

もし、私が不当な構造に抗うという立場とジャニーズが好きということが両立しないなら、私はたぶん、翔くんを取る。

 

私が私として生きて、私を大切にするためにはアイドルとしての翔くんが必要だ。

彼を否定してまでやれることは私には、少なくとも今の私にはない。

 

 

 

 

でも、両立できないなんてことはないはずだ。

できる。

 

バッドフェミニストが化粧をして男と寝るように、ジャニオタだって、きっと。

男の前でついバカな振りをしちゃう人もフェミニズムを語れるように。

 

 

 

 

 

私はジャニーズが無くなれ、なんて思わない。

自分の命を削ってでも続いて欲しい。

個人がどうこうという話でないにしても、翔くんがこの道を選んでいることを信じたい。

そして、嵐が、A.B.C-Zも含むほかのジャニーズが、主体的に活動できること、嫌なら逃げ出せる環境であることを祈る。

 

 

私は、私を恥じない。

私は自分がジャニオタであることを、自覚的でありながら、恥じずにいたい。

 

 

たくさんのことを教えてくれた。

学ぶきっかけになった、感動をくれた、生きることを知った、進路を選ぶ決め手になった、櫻井翔くんというアイドルがいることを

 

そして私が彼を好きでいることを

 

誇りに思う。

 

 

 

だから。

それでも翔くんはジャニーズのアイドルでいてくれてありがとう。

それだからこそジャニーズアイドルでい続けてくれてありがとう。

確かに、確かにあなたじゃなきゃ届かなかった声があった。あなたじゃなきゃ起こせない影響があった。アイドルじゃなきゃダメなんだ。

 

そのことは、驕り高ぶったいい方だけど、私が証人です。

 

 

私にとって、ジャニーズアイドルであるあなたは抑圧や搾取の象徴ではない。

無数の選択肢の中から、考えて考えて、強い自分で人生を選ぶ主体性の象徴だ。

翔くんは、きっと、そう。

 

 

 

 

改めて、貴方の人生の大きな転換となったであろう入所記念日おめでとう。

アイドルである貴方を誇りに思います。

 

 

 

アイドルがどれほどか、、!

これからも見せてください。

 

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※ぜんっぜん論理整合的じゃないから自分でも笑っちゃうんだけど、わたし、そのくらい翔くん好きなんだなって思いました笑

文学部でメディア表象批判とかやってたらこんなんなってただろうから法学部でよかったな〜なんてね!笑