遅ればせながらABC座2018ジャニーズ伝説の感想レポート的な。
ざっくり言うと、
A.B.C-ZのSHOWはやばい。
昨年の再演となった今年、大きな変更点は冒頭のオープニングショーと二幕の最近デビューしたメドレーとソロ、そしてA.B.C-Zメドレー。
河合担なのでTonight妖怪なのは間違いないのですが、それでもやっぱりうわああああA.B.C-Zのこと好きすぎる....ううううう!!!!となったのはオープニングショー。
10.15夜
2曲目のビックバンドなショー感溢れる曲が好きすぎてこれだけで 「あっ、、、もう、、元取れた……」
今宵あなただけのA.B.C-Z
だっけ?やばくない?やばくない?やばくない?やばすぎない??
あの文字出てくるなんとも言えないアナログ感もそうだけど、 LegendのPV大好き人間だからあの色味の幕が動き始めた瞬 間くぅうううぅって唸る
ショーが始まる。日常を抜けて。夢の世界へ。 アリスが穴に落ちていく時の周りの景色のような。 逃避行への背徳感、確かに高まる夢への期待、 すでに始まっている誘惑。
全部全部詰め込んで高めてそういう曲。
はーーーー好きすぎる。
A.B.C-Zが最後に文字で出てきた時に鳥肌がたって、 ああこの人たちを待っていたんだと全身がさけんだ。
10.17
冒頭曲、郁人が「お望み叶えてあげましょう」 的な歌詞なのやばくない?すごいやばい。 郁人が全部叶えてくれるじゃん。
10.26
A.B.C-Zと共犯になる。
なんの罪か?現実逃避?思考停止?構造への加担?欲望の解放?
その全部。
私の、私のためだけのSHOWが幕を開ける。
そう錯覚するほどに、 彼らの圧倒的なエンターテインメントが全身を包み、 現実を遠い昔のものにする。
さぁ幕は開いた。欲望を解放して罪を犯そう。逃げ出そう。
チケット代だけに収まらない何か魂の一部を私は彼らに預けて、 彼らはいのちを差し出して。
悪趣味なほど魅力的な、最高のSHOWは始まったばかりだよ。
的な。あの色味なんだろうし、 オープニングの高揚感もあるんだろうけどとにかく妖しさがあるし 、 そこでどばどば得られる快楽にちょっとした背徳感の味がするんだ よね、今年。麻薬のようなエンターテインメントなんだよ、 ほんとに。
ああポエムが止まらない。
A.B.C-ZのSHOWへと堕ちていく、魅惑のショーの始まり始まり....って感じがたまらなく好きでした。
A.B.C-Zのダンスの魅力も冒頭から大爆発で。
A.B.C-ZのDANCEって最高だよね、ほんとに。
河合くんはぐわぁんって下半身使うのが上手で、 そういう強弱があるからキレキレ全力がはえる。
冒頭のダンスはキレキレだけじゃなくてジャジーな感じで緩めに踊 るのもうまい、!
河合くんで好きなのは顔をつけて、 手先とかすんって上品にとめて一つ一つの動きを絹でつなぐような 手の動きができるとこ。
好きだなぁと思いながら見ていました。
その後、ジャニーズグループの名前がずらずらと出てくるじゃん。
we are Johnnys は始まったーーーー!!!って感じでガン上がりする。 キンプリも増えて、1年たったのねぇ、と。
ついでにキンプリの話すると、 担当Gのシンデレラガールやばくない? これみんながやりたかったやつよね?こんな名曲(しかも後輩) をできるのはジャニーズ歴史資料館に勤めてるA.B.C- Zの特権だわ……ひゃあ… なんかもうほんといい曲だから好きな人に歌われるともう好きが限 界突破しちゃう……
郁人くんが長い階段駆け上がって人混みに消える 歌ってんのまじで死ぬかと思った。鳥肌が止まらない。
二幕。
今年追加された各メンバーのソロ。オタクの全語彙を一瞬で奪い去る...いやきっと小説家だって言葉を継げないソロでしたよ、河合さん.....。
tonight
10.15
ガシガシ踊るし、全力でカッコイイの型をやっていて、 そのジャニーズ的なカッコイイの型を完璧にこなしてかつそれがド ラァグ的な倒錯を起こさないラインをちゃんとひいてオタクの性癖 を正拳突きしてくるのどう考えてもアイドル学校主席で卒業してる でしょ、、。
河合くんが日頃やる亀梨くんやキムタクのモノマネがどうして面白 いかって、大げさにやることによってアイドルの「カッコイイ」 所作に型があって、 その型は客観的に見るととても不自然な動きであるということを可 視化しちゃうアイドルによるアイドルのネタばらしにあると思う。 そういう境界を行き来している河合くんだからこそサイコーにカッ コイイラインのカッコイイ動きを全力でやれる。 ハーフパイプトーキョーでいうところのリミットブレイク連発です よほんとに。(どういうことだよ)
夏のツアーに続いて髪の毛のかきあげはほんとたまらん。 あとは腰、表情、目。首。動き方。
脱ぐタイミングも、、、ひいいい。最高。
河合くん体型を自在に変えられると思うんですが(思います)、つまり、その、 華奢なはずがばっちり男性身体感があって、はぁ…… 冷静に考えて抱いて欲しい、となった。
10.26
腹筋舐めたい。 なんか久しぶりに男性身体に欲情した感じがえげつない。
脱いだ時、痩せたよね? お腹の薄く着いた筋肉のラインが綺麗で舌を這わせたい。
ガシガシ踊るんだけどふとした瞬間(確信犯的なタイミングで) ふわっと力を抜いて、にやりと笑って余裕だよと誘うアレ、 まじでやばすぎない??ちょっと待って無理
むしろあの一種を生み出すためのガシガシなのでは? と思わざるを得ない。はーーーー無理。
YOUーもやばい。
tonight、全部がやばい。全部。
はーいやー もすき
腰の振り方もばっちり。はーーーーかっこいい。
振り切れそうなくらい全力で踊りながら、丁寧さは失わないラインで保ち続ける、そういうスピード感で踊り続けられるから力を抜いた瞬間に意図的に色気を爆発させられる。
いやーーーーーどう考えても好きすぎる。
FLY
ジャジーな動きのキングはとっつー
flyすきすぎる……
あれ演出もとっつーだよね。 ふみとと演出ちがうし、 あれはあれでとてもおしゃれだし色気あるしそう!色気! tonightがエロなら、色気!!!!
あの世界観と演出サイコー。
河合くんとは少し違った方向に自己プロデュースの才能を見せてくる戸塚くんLOVEです☆
戸塚くんの歌声とダンス、照明に衣装。すべてが罪で、すべての罠を知っていても戸塚くんにすべてを預けたくなってしまうようなソロだった。
はしこはラブソングのプリンスだなぁとしみじみ、五関様には圧倒され、塚ちゃんのは相変わらず中毒性高すぎてもはや今後「しゅっぽしゅっぽしゅっぽっぽーーー!」なしに喜びの歌を聞くのは難しい身体にされてしまいました...。
ジャニーズメドレーの増えた曲の中ならやっぱりシンデレラガールを歌う担当Gはたまらないものがある。あのメドレーラストはジャズっぽいだけじゃなく、「君だけに」も含めてラストっぽく重たくアレンジされてると思うんだけど、あのあたりでA.B.C-Zに恋できた幸せ、一緒に美しい空間にいられる奇跡、河合くんのことを好きだと思う気持ち、その辺がぶわぁって溢れ出して泣きそうになってしまう。
こんなに美しい気持ちを、素晴らしい曲に乗せて魅せてくれる。それに感動してぐっとくるのがあのあたり。ジャニーズラブソングは一級品だね。
10.26
ズッコケ男道でいつものように寝転がるも誰も加わってくれなくて「やれよ!」という河合くんが不憫カワイイを爆発させていた。
毎回毎回Real Faceで投げチューを飛ばすはしこと、それに倒れるふみちゃんがよきはしふみの極みすぎて私は目がめちゃくちゃ細くなっちゃう。ほのぼの。
五関様の「ぱっと芽生える恋だから~」の振りが可愛くって、骨抜きになります。
今まであった曲も相変わらずいい。
ブルドックで「見ろ!俺の目を!」という河合くんの目の鋭さ。
キスミスで「胸のナイフを抜いてくれ」のところの手の動き。SUKI!!!!
ガラスの10代で、ローラースケートを脱いだり履いたりする塚ちゃんは芸が細かくて好き♡
ジュニアのCan Do! Can Go! 10・15に最初に見たとき、号泣しちゃった、、、。あれいい曲だよね。「シュミレイションなんて 誰にもされたくないさ」「ほんとのことに 大事なことに キスしたいのさ」
まさにこの曲こそ前半にジャニーズ伝説を上演したことで深みが変わってる。
若者が夢を見ること、踊り続けること、それはたとえ何の保証のない世界でも、自分自身が求めているものを探して、Can Do! Can Go!なんだ。その精神は初代ジャニーズから続いているんだ、と感じる。
100人くらい呼びそうな勢いで「レッツゴージャニーズジュニア!!!!!」って叫んでる河合くんも、あの叫びに込められた熱意がある。
明るく前向きな曲だからこそ、ぐっと来てしまう曲でした。
そしてA.B.C-Zメドレー!
Vanillaが好きオブ好きだった!(誰かがFrancfrancって呟いてるの見てからそれにしか見えなくなっちゃったけどw)
東京ドームで映像と合わせるのとかあるけど、映像と合わせてフォーメーションやそこにいる人の動きが綺麗に見せるのは劇場サイズがちょうどいいと思ってるので、いい具合だったな、と。
10.15夜 タッキーが来ていたからか河合くんの喉が絶好調でひとりだけやたら大きい声で裏のフェイクっていうか、メインボーカルじゃないところを歌ってるのすごい河合くんって感じがしてムネアツだった。
ワンカメを舞台でやるという発想はなかった....。ワンカメの達人5人だし、5周年で叶わなかったから結成10周年でワンカメの円盤だしてくれてもいいのよ?と。
ワンカメ中に何気なく踏むステップが、遊びでやっているものだけど、ハイレベルだし体力使うしで...そういうところも流石A.B.C-Zと思ってしまった。
一番の好きポイントはLegendのPVが好きなのでジュニアが旗を持っていて音に合わせてめくれた先に踊るA.B.C-Zが広がっているというあの流れ。
うわーーーあの感じが生で見れた!って感動があった。
JOYしたいキモチは、夏のツアーからしてそうなんだけどなんであれ泣きたくなるの?キラキラしたメロディの切なさ?冒頭のショーの熱に浮かされて、迷い込んだ現実逃避の世界が終わりかけるころに「今日だけ全部忘れよう」という語り掛けのやさしさは、泣き出してしまうくらい温かい。眩しい舞台の世界は、現実逃避でありながら確かに現実とつながっているのだ。
5BOX
凄すぎてこの世の終わりみたいな気持ちになる。笑
うわああああああ来たぞおおおおもう終わりだああああ
圧倒的最強感。
去年の河合くんは終始アイドルスマイルで、この人悪魔と契約したのかな....みたいなところあったけど、今年はキリリとした表情、余裕なのか必死なのかわからない逞しさ、、、と少しビターに変更されていたような。
それにしても一通り終えた後の、アドレナリン出ている感半端ないあのギラギラした表情がたまらなく好きで、今年は第二弾ステフォさまさまがそれを抑えてくれたのでありがたくお買い上げしました!!
ありがとうステフォ!!!!
ここで少し戻って、、、
一幕
昨年のをとんとん拍子で進める感じ。 ギャグが減って見やすくなったところもあれば、 お遊び温存で相変わらず楽しませてくれるところもあり。
例:
中谷「東京湾に沈めてやろうかと思った。」
写真撮る時に「Great!!!」と叫ぶ凸ジャニーさんも熱い!!
ちびっこジュニア相手に
中谷「それとあなたたちになんの関係があるんですか?」
五関「 なんの関係があるんですか?」ひどい先輩だわーーみたいに流れを持っていった後にもう一回同じようなセリフをかぶせてくる五関くんは天才だなぁと思いました。
橋本 「嫌いな先輩ABCだわー」
デヴォーソン家に入る時の小芝居好きでした。輝彦!と呼ぶ日もあるけど
中谷 「てる!てる!!」がお気に入り。
昨年に引き続き電報。
今日の電報もツルツル滑るタイプ。私は結局滑る電報しか見れなかった....。
MADEの紹介。
稲葉くんのおたおめ。 郁人のやや外し気味の洋楽のはっぴーばーすでー!
観客みんなで手を叩いたの楽しかった〜!
他にも階段の使い方がうまいとか、特技が「ウルトラソウル」とか、、ここはひとしきり笑ったわ、、、。デボーソンさんの変人感がまた笑いを誘う。
トラジャも紹介。
塚ちゃんのTravisJAPANもミラクルソウル出来るよね? が無茶ぶりすぎて笑ったw鬼畜かw
今を生きる。はいいとして、後半戦ははしちゃが犬になんか投げてたのが、結構ツボだった。
最大の変化はジャニーさん目線に話がなって、 あおいさんもそうなんだけど話の軸はジャニーさんの語りになった ところ。
この凸ジャニーさんが熱くてね!なんかすごい心にグッと迫る。 もたもたしなぁい!!! が響き渡る度に私もジャニーさんに言われているような気持ちにな る。なんかほんとに私の魂にダイレクトに来る。 何度も何度もジャニーさんの言葉で泣いてしまった。
伝説、という言葉に引っ張られそうになるけど、 アメリカンドリームを掴んだ話じゃなくて、 夢を掴めなかったけれどでも確かに渡米して得たものはなんだった のか?を歴史的な視点から定義しようとする物語であって。 だからこそとても切ない。彼らは、 してきたことに見合う評価も得られないし、 置いてきた夢を再度掴みに行くことはない。本当に苦しい。
でも、無駄じゃなかった。すごいことをしてきたんだよ!! って明るく叫ぶジャニーさんは、 きっと今も現実も夢見る人の味方なんだろうと思う。
「君たち次第だよ」って少し突き放すのも。 全力で応援はするけど、彼らの人生は彼らにしか歩めない。 彼らしか彼らの経験を定義出来ないことを知っている。
そんなジャニーさんが心強くて、 応援されたような気持ちになった。
「宝物だよ。未来の若者にとっても。」
この未来の若者は無数の後輩達のことなのかもしれないけど、 でもなんとなく私にも言われているようなきがしてグッと来てしま った。
ジャニーズスピリットとは何か、初代ジャニーズから受け継がれているのは何か。
夢見ること、努力すること、進み続けること。
”ただ何かになりたくて踊り続けた”
踊り続けたって、夢が叶うとは限らない。でも、間違いなくこの踊り続けた時間は、夢に向かって走る時間は「青春」で「宝物」になる。
叶わぬ夢でも、それを宝物にするかどうか、新しい夢への力にできるか、それは「君たち次第」
痛々しくて、残酷で、でも眩しくて、まっすぐなジャニーズスピリットはこんなものなのではないだろうか。
ジャニーズはこれからも夢を見続ける若者によって紡がれ続ける。彼らの中にある宝物が、彼らに夢を見させ続けるのかもしれない。
そんなことを改めて感じるジャニーズ伝説2018でした!