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ラブバトル最前線。

 

文字通り、最前線に行きました。

 

最前列でコンサートに参戦しました。

いやぁ…ほんとまじで当たるもんなんですね。

 

最前線で見たこと感じたことを書きます。

というか、最前列での葛藤、です。

葛藤の話のあとに、最前列から見たコンサートの話があります、笑

なんかこれ書いてて自分って暗いんだなぁと思いました。笑

 

 

 

最前線で見たもの

ここが一線だ、と思った。
越えてはいけない、否、永遠に超えられない。ここが一線の最前線なのだと。この一歩先は、行けない、行ってはいけない場所だと直感的に悟った。
そして行ける限界まで来た時、最前線は想像よりも遥かに遠くに相手を捉えている線だった。

ステージまでの距離、50cmちょい。

物理的には近い、近すぎる。
手を伸ばせばいつでも触れそう。
柄物の茶色という色の変化がわかりにくいシャツが踊った汗で変色しているのがありありとわかるほどに近い。
瞳の色が透き通るような茶色だとわかる。
滴る汗はもちろん、舌まで使って色気を表現しているのがわかる。
メンバー間のマイクを通さない会話がマイクと同じくらいの大きさで聞こえる。

ジャニオタ10度目の夏にして、最前列のチケットを当てた。
しかもドームではない、ホールの最前列。
目の前で踊り続ける宇宙で一番好きな人。

双眼鏡を構えるまでもなくなんでも見える。

 

 

こんなに近い、なんでも出来る。

 

なのに、なんにも出来ない。

私だけを見つめ続けてくれることも、私のために話すことも。私のワンピースを褒めることも、新しく染めた髪の毛を指摘することもない。

そして私も、話しかけることも挨拶することも、手を伸ばすことも。

何より私は全身が硬直し、ペンライトを振ることすら忘れてただただ郁人くんを見つめていた。対人間のコミュニケーションとしては有り得ない態度だ。

 

どんなに近くても、アイドルだ。絶対に手に届かない。

 

ずっと前からそんなことわきまえてる。

いろんなファンの人がいるが、私個人のスタンスとしては、そういうアイドルと一個人の違いをわきまえずに同担拒否とか、熱愛報道に文句を言うとかするのはナンセンスだと思ってここまでやってきた。

今日だってそう。私はアイドルのパフォーマンスを見に会場に来たし、自分はどこまでいってもただのファンだ。

 

 

だけど、最前線は残酷なほど近い。

 

 

ふつふつと湧き上がる独占欲、この人に愛してほしい!、私は新幹線に乗ってここに来るほどあなたがすきなのに!!という気持ち、もっと私を見てほしい!!!

 

目はきっちりとまたとない機会を無駄にしまいと一時も休まずにマルチアングルの河合ver.かのように河合くんだけを追う。

舌先、まつ毛の一本一本までもがこれでもかと色気を表現したかと思えば

指先、髪の毛の全てからキラキラとアイドルの粉を出しまばゆいスーパーアイドルの笑顔を見せる

 

そして脳ミソはそれを刻刻と記憶する

二度とないチャンスだから。

 

 

だけど心のどこかが疼く。

もっと、もっと、私を、私として愛してほしい!!!!

 

ここまで強靭な理性を育てる訓練をしてきたので、無意識にそれらの欲望を排除する。

目の前の絶景に集中する。

だけどふとした瞬間に絶望しそうになった。

日頃は感じてないけど、びっくりするほど遠いのだ。

 

この物理的な「近さ」が、あらゆる意味での「遠さ」を残酷なほど浮き彫りにした。

 

 

 

とにかく、最前線に行ってみないと味わえないものすごい距離をすぅ……っと、足元が冷えるように感じた。

 

人それぞれ感じ方はあると思う。(ここは何回強調してもしすぎることはない)

私は一番前にいって、これ以上あの場所にいたらおかしくなっちゃうと思った。

ファンとしての一線を超えて、A.B.C-Zを、河合くんを好きになってしまう。

理性で抑えてきた、色んな感情が吹き出てしまうと思った。

もっと近くで、もっと私を、もっともっと……って。

そうなるのが、怖い。

そしたら、私はただのファンで満足出来なくなっちゃう。「アイドル」であるA.B.C-Zに、河合くんに不満をもってしまう。楽しいはずの、美しいはずのコンテンツがどろどろと欲望に塗れて、楽しめなくなってしまう。

 

2時間ちょっと。感情の限界でした!!!!!ほんともう。

 

自分でもまさか最前列当たって浮き足立って遠征して、そんな現場を振り返った時にこんな葛藤の記録が出るとは思ってなかった。

ただ、ほんと、、、近すぎ。

近いのに慣れてないジャニオタは、葛藤してしまいました、、、、。

 

 

あっ、

ほんっっっとにA.B.C-Zはかっこよかったです!!!!!

 

葛藤の話が長くなっちゃったけど、A.B.C-Zのかっこよさ、美しさ、、、死ぬかと思った。

 

河合くんはほんと全身ですわ、、髪の毛1本1本、特に舌が印象的だったけど、色気!色気!!色気!!IROKE !!!!

目の色の茶色、首筋の皮膚の薄さ……

 

これがまるっと全部肉眼大サービス!!

 

えげつねぇ、えげつねぇ……

 

あと、テレパシーで一列に並んだときに、キラッキラだったスマイルが一瞬だけ真顔になって下向いて、すんって顔になったあとにスイッチ入れて踊りだしたのたまらなかった……(震え)

 

木村拓哉最大瞬間風速のBurn ハートの前髪かきあげがセクシーすぎて泡吹いて死ぬかと思った(語彙力の枯渇)

 

あと、あの、MCで「すごい汗かいちゃったの、色変わってるでしょ、ほら」ってシャツを見せつけられたんですけどほんとにシャツの色変わってました……汗かいてました……で、そのあとそこにへたりこんでお水飲んだりしてて、可愛くって、目の前でそんなの始められたらほかのメンバーのお話聞けないじゃない……ってくらいすごいもう可愛かったです。

 

 

 ラブバトルの詳細な感想は別の記事にするとして、最前列で葛藤した話でした。

 

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