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5月11日サクラパパオー 感想・覚書

 

 

こんばんは。ハルです。

5月11日のサクラパパオー東京国際フォーラム公演に行ってきました~!

 

いつも通りのゆるゆる覚書を書きます~。

 

(以下ネタバレ含む・たぶん)

 

 

現場は多かったけれども、1月のシェイクスピア物語ぶりの観劇。お芝居を観たい欲求が高まっていたところだったので、ウキウキしながら劇場に入ると、まずセットがめちゃめちゃかわいい!!!

 

各種ネットニューズなどで見ていたけれども実際目の当たりにするとめちゃくちゃ可愛い!!!ポップな色使いで、何かの絵本を覗いているかのような世界観♡

 

で、このセットが本当に大きな役割を果たしているんだなぁ…と観劇を終えて思いました。

 

 

この物語は、競馬場が舞台。まぁ個人のブログなのでぶっちゃけて書くと、あまりいいイメージはありません。それこそさちこさんのセリフの中にあったように「柄の悪いあんちゃん」がたくさんいる場所、というか。それに塚ちゃん?と思っていたんです。

 

結論から言うと、

登場人物は大体クズ笑

 

塚ちゃん演じる田原くんも含めてみんなみーーんな救いようのないクズというか、馬鹿というか…笑 賭け事に夢中になって、周りの人間に迷惑をかけるし、人をだますし、お金の使い方に計画性はまったくないし、妙な自信だけがあるし…。

 

でも、

そんな登場人物が全員愛おしい。

 

 

不思議なことに愛おしくて愛おしくてたまらないのです。裏切り、だまし、言い訳、嘘、お金、一発逆転…笑えないような人間の、なんつーか「汚い」部分を描いているのに、めちゃくちゃ笑えるし温かいし、愛おしい。

いやぁ、不思議だ。これがお芝居のちからなんだね、きっと。

笑えるのはコメディだからわかる。一つ一つの動きが大きくてわざとらしくて、そこに塚ちゃんの身体能力の高さを生かした華麗なアクロバットがうまい事織り込まれているからアニメを見ているみたいに生身の人間が動く笑

そういう視覚的な面白さに加えて、セリフそのものや間がめっちゃ面白い。お芝居っていいなぁ~と思ったのは、劇場全体で笑ったりできる。最後の塚ちゃんのあいさつでもあったように、客席と舞台が一つになれる。コメディドラマでいう笑い声のSEがリアルで入る。私も気兼ねなく面白いところは笑えて楽しかった!

 

ここまではギリギリ想定内(突然のいしけん)だったんだけど、、、ぽろっときました。

 

見えないはずの「サクラパパオー」が見えるシーン。

本来ライバルのはずの女同士の謎の友情と、裏切りもだましもまぜこぜの男の友情と競馬という趣味を愛しているからこそ生まれるまなざしと、、何もかもが、うまく説明できないけどぎゅっと一つになって、ぶわっと私に迫ってくる。

そして、最終レース。

なんとなく展開は予想できるんだけど、でも、やっぱり、競馬に絶対なんてないから笑 手をぎゅっと握って、私も馬券を買って、まるでレースを見守っているかのような気持ちに気付いたらなっていて。見えないはずの、スプリングメモリーが走る最終レースが目の前に広がっている気持ちになって、実況に身をゆだねていました。

スプリングメモリーが一着で駆け抜けたとき、私も出演者と同じように口をぽかんと開けて、立ち尽くしていました。(立ってないけど)(物理的には)

今になって考えれば、これがお芝居に引き込まれるってやつかー!という感じで、本当に本当に私もスプリングメモリーを見守っているような気持になったんです。

不思議な体験だった…。

レースを終えた後の実況も素敵でした。「桜が散って春が来た。スプリングハズカム…。」

 

 

 

ていうか、実況の人すごかった…。あのセリフを覚えているってことだもんね。私、中高は放送部でアナウンスをしていたので、体育祭とかでw実況したことがあって。あのテンポ感とか、盛り上がり感はアナウンスの基礎ができたうえで実況練習をして、あとは目の前のものに合わせてしゃべると出るんですけど(少なくとも私は)、見えていないものでしかもセリフとしてあれをやるってめっちゃすごいなって思いました。

 

 

 

塚ちゃんもさ、、塚ちゃんなようで塚ちゃんじゃなくて田原くんだよね。ほんっとに。いや、ほんとクズなんだけどw田原くん。

最後の最後になってもきょうこちゃんの話を聞かないで競馬新聞を開いて予想を始める田原君には腹立ったわ~~笑 私は結婚できない!笑

でもあのあざとさと浅はかさ、裏を表にしちゃうから裏表ない感じがなんだかんだたまらなく愛おしいし、Twitterで「あてがき?」ってご意見が出るのも納得だなぁ…と思ってしまった。「憎めないヤツ」ってこういう人をいうんだろうなぁ…。特にフィクションでは。

 

「憎めないヤツ」でいうと私、ヘレンさん大好きだった!!!

というか超美人。結構前列だったけど、ヘレンさんのお顔も双眼鏡で見ちゃったもん。美人。すごい美人。ワンナイトした田原くんがうらやましいくらい!

いわゆる美人な悪女、、、なんだけどさ!気が多いけど、一つ一つ“恋人”と決めた人とはなんだかんだちゃんと恋してる感じとか、あ~~~なんだろうね~~天性のたらしだから仕方ないというか~~~うまく言語化できない~~!!!!

とにかくヘレンさんが好きだったっていう話でした。なんかさちこさんが度量があるっていうのももちろんなんだけど、それを超えて二人が仲良くなっちゃうのがわかる気がしました。

 

 

 

裏切りもある。だましもある。不倫もあるし、登場人物は馬鹿ばっか!なのにこんなに愛おしくて暖かくて、すべてを飲み込んで、現実全部を飲み込んでるおとぎ話を見ていた。

おわった後、そんな気分になりました。テーマパーク帰りみたいな幸福感に包まれました。

帰り道は、有楽町の街灯りがあのセットみたいなポップな色に見えて、夜空には可愛らしい一筆書きのお星さまがぶらさがってる。幸せでウキウキになって帰りましたとさ!

 

カーテンコールの塚ちゃんは、いつも通り軽やかで、キラキラのスマイルを振りまいて去っていきました♡

ちょっと噛みそうなご挨拶もご愛敬で、お芝居でしあわせだった心がもっと満たされて幕を閉じました。

 

 

そんなこんなで、以上サクラパパオー覚書でした!