(私のインスタより転載)
#華氏119
ゼミの先生に勧められて。冒頭ヒラリーの敗北で涙が止まらなくなり泣き続けた。自分の無知を恥じる一方「試験なんていいのさ僕らは世界を変えているのだから」という若者や「全員で300人、先生は私たちを止められるはずがない」とストライキする13歳が眩しかった。
ゼミ後「僕がなんで君にこれを勧めたのかわかる？」と先生に言われた。憲法改正の話をしたばかりだから、そう、今こそが私がずっと言ってきた緊急時だ。行動を起こせ。
ヒラリーの敗北に泣いたアメリカのフェミニスト達はそれでもニューヨークで「Speak up!! Louder!」「Action, Action and action.」と。
そんなことをぼけーっと思っていたらハワイのミサイル。ハワイは私の第二の故郷だ。法事であった親戚は、あのミサイルの話をしていた。ミサイルはハワイの話だけじゃない。夏休みに高校の先生と飲んだときも「だってミサイルのことが。」
話は変わるが、映画を見た帰り道、デモに行く前に友人が「うちら逮捕されるの？」と聞いてきたことを思い出した。まさか！デモは大切な民主主義に資する表現手段だよ！？そんな馬鹿な！しかもサイレントデモだよ？と笑い飛ばせなかった。
権力は、私の皮膚の外ぴったりと張りついている。空気だ。普段は感じないそれをヒヤリと感じた時の気味の悪さを反芻しながら電車で帰る。
いまだ。いまなのだ。空気の味は日々着実に悪化している。気がついた時には遅い。
日本メディアは民主党の大勝利のように報じるが、そこまででもないでしょう。正義(？)が勝つスカッとストーリーじゃないんだから。左翼の国でも戦いは厳しい。
ならうちは？
もっと厳しい。90年代にすでに警鐘を鳴らす奥平先生とベアテさんの著書を読んでは申し訳なくなる。彼、彼女はもう亡くなっている。空から日本の市民をいのるように見ているのかな。
今週考えたこと。
