こんばんは。ゆうです。
ZERO10周年の第一歩となった10月3日のOA。
櫻井キャスターは北朝鮮と韓国の軍事境界線を取材。その感想をば、書きます。
久々に心揺さぶられる、翔さんの取材でした。
今も、この瞬間も、お隣の国では厳戒態勢で兵士がにらみ合っているという事実が、彼が伝えることによってものすごいリアルに感じられたのです。
(ここから先は私の歴史観が反映された記述となります。勉強不足かも、ご了承を。)
そもそも北朝鮮と韓国は同じ民族の暮らす同じ国だった。太平洋戦争に日本が負けて、ようやく日本の植民地支配から解放され、朝鮮民族が朝鮮半島で自分たちの手で国を動かせる、と喜んだんじゃないかなぁと思います。
なのに、第二次世界大戦を終えた世界は次なる覇権争いを始めていた。冷戦構造の中で、アメリカとソ連に朝鮮半島は分割統治され、いがみ合い、朝鮮戦争になった。
これから!と思っていたら、大国の思惑に飲み込まれて、また戦争。
どうしてあんな鉄条鋼のフェンスが続いてるんだろう?と考えると、大学受験のためのお勉強が悲しみの塊として私の中に沸き上がりました。
悲しい。悲しすぎる。ねぇ、どうして。どうしてなの歴史よ!!!!!!!
そう思って泣いていました。
ベトナムも統一された。ベルリンの壁もなくなった。でも、38度線はいまだある。
同じ民族が、互いに銃口を向けている。
互いを区切る長いフェンスを作り、地雷をうめ、宣伝放送をする。
「歴史」だった「冷戦」は、お隣の国で今この瞬間もおわっちゃいない。
苦しい。どうして、どうしてなの世界よ!!!!!!!!!
もちろん、まだ太平洋戦争は終わっちゃいないし(意味的に)、国が統一されたって壁が崩れたって、、とかツッコミどころがあるのはわかる。けど、やっぱ、あの長い線があまりに悲しいんだもん。
そして、戦後日本の最初の経済成長は朝鮮戦争だったなぁ、とか思うのです。
「今日も、弾の分だけ札が舞う。」
朝鮮戦争があったから、38度線があって、声楽家になりたかったお兄さんは徴兵されて、別の方は地雷を踏んで、にらみ合って........。
社会とか、世界とか、そういうでっかいものにあまりにも自分が無力で泣けました。
10年。なんかほんといろんなことあった。
翔さんに、ZEROを通してたくさんのことを教えてもらって。
それを機に、もっと学べば、私がアクションを起こせば、このわけわかんない世界をほんの少しでもどうにかできるんじゃないかって思って。勉強して。
2014年の3.11のOA見て、大量の黒い袋見て寒気がして。科学の先生に本貸してもらって、最終的に原発テーマで映画作ったり。
国際紛争、なんて本読んで、結局ニューヨークのグラウンドゼロ見に行ったり。
でも。.......ちょっと途方に暮れてるよ。
ただ、あなたがNEWSの世界に引き込んだ仲間はたくさんいるから。#ZERO10周年 を見てわかるように。私は一人じゃないから。
たくさんで考え、たくさんで悩み、ほんのちょっと世界を、未来を明るくしたいね。
だってZEROは、櫻井キャスターは終わりじゃないから。ここは通過点だから。
話の規模がデカくて頭悪そうだなぁ笑
「対岸の火事にしたくない。」って、あなたがあんまり熱心に取材してこちらを引き込むものだから、こっちの火事になっちゃって悲しいわ!もう!!
ジャーナリズムの仕事は、世界をほんの少しでもマシにしたいという希望を胸に、取材し事実を伝えること。
そのしょさんの希望を受け取って、これからも考え続けるね。
道なき道をタイトなパイオニアが、信じられない努力と体力とで10年キャスターやってるカッコよさ、偉大さはもう言わずもがなだから割愛w
世界中のあらゆる語彙をもってしてもきっと表現できないもの!
そんなこんなで、これからもよろしく頼みます櫻井キャスター。
私に、たくさんの視点をご提供ください。
(そういえば、OA日の10月3日はベルリンの壁が崩壊した日だったんですね。
これまた奇遇。)